無機物から生命を生み出すことは、1つの夢である。2016年に米国の研究グループは、最小限の遺伝子をもつゲノムを化学的に合成し、細胞膜に入れて、生きて増殖する細菌の作成に成功した。“生命”に必要最低限の生命維持活動や自己複製能力などに機能を絞ったため、遺伝子数は473個と、人の2万強と比較して各段に少ない。太古の生命も、単純な機能のはずだったろうが、複雑な生命にどのように進化していったのだろうか?

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