「意識とは何か」という問題は、哲学の歴史と同程度に古く深遠なテーマであり、多くの科学者や哲学者を悩ませてきた。しかし、この数十年は脳科学や人工知能の知見が積み上がったことにより、意識に対するイメージが大きく変わりつつある。従来の、脳や身体とは独立して存在する「精神」というイメージから、脳と身体の統合活動の上に現れる一現象というイメージへのシフトである。

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  • 小粥 泰樹

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