来年にかけて世界経済は、物価上昇率の上振れと景気減速とが共存するスタグフレーション的様相を一時的に呈するだろう。物価上昇率上振れは、各国中央銀行の金融政策正常化を促している。ただし金融市場に大きく影響する米国の利上げ時期は、景気減速に配慮して2023年まで先送りされるのではないか。

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執筆者情報

  • 木内 登英

    金融ITイノベーション事業本部

    エグゼクティブ・エコノミスト

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