アインシュタインは16歳の時、空間を移動する光を追いかけたらどうなるかと想像してみた。それが「時間の流れは観察者によって同じではない」という洞察になり、特殊相対性理論の下地となったという。また、28歳の時には、静止しているエレベータの中にいる人にとって、無重力状態の中で上向きに加速しているのか、単に地球の重力に引かれているのか区別できないということから重力と加速度は等しいという「等価原理」を見いだし、8年後に一般相対性理論を打ち立てた。
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