2024年の春闘での高い賃上げ率を受けて、日本銀行が2%の物価目標達成を宣言し、4月にマイナス金利政策解除に踏み切る、との観測を金融市場は強めている。しかし実際には、賃上げ率は期待するほどには高まらず、日本銀行のマイナス金利政策解除の時期は2024年後半以降にずれ込むと見ておきたい。

PDFファイルでは全文お読みいただけます。

全文ダウンロード(696KB)

執筆者情報

  • 木内 登英

    金融ITイノベーション事業本部

    エグゼクティブ・エコノミスト

※組織名、職名は現在と異なる場合があります。

お問い合わせ先

『金融ITフォーカス』編集事務局focus@nri.co.jp
お問い合わせ