最初の生命誕生の確率は極めて低いと考えられている。天文学者のフレッド・ホイルは、生命に必要なタンパク質が形成される確率を10の40000乗分の1と試算した。これは、竜巻が通過した後に廃材置き場のガラクタからボーイング747を組み上げる確率に例えられる。この奇跡の生命誕生には、宇宙の“非エルゴード性”があると考えられる。

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