2025年は日本で気象業務が開始してから150年となる節目の年である。1875年6月1日に東京気象台(現在の気象庁)が設置され、気象と地震の観測が開始されたことから、6月1日は気象記念日に制定されている。気象観測の技術は時代とともに進歩しており、アメダスや気象レーダー、気象衛星によって観測の自動化が進み、高解像度のデータが得られるようになった。また、コンピュータによる数値予報の発展に伴い、天気予報の精度は向上し続けている。こうした技術の進歩が土台となって、天気予報や防災情報は私たちの暮らしや安全に欠かせない存在となっている。
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- 兼成 智久
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