IoT市場は、2016年度の7,000億円から2022年には3兆円を超える規模になる。現時点では各社が利活用の試行錯誤を行っている段階であるが、これまでのITの各領域と同様に、IoTの領域でもソリューションやプラットフォームを提供する事業者の重要性が高まってくる。IoTの主導権をめぐっては、ボトムアップ型の米国と、トップダウン型の欧州が争っており、残念ながら日本は後塵を拝している状態である。日本企業は、独自の強みを活かしながら日本ならではのIoTサービスを進めていくことに活路を見出すべきである。
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