英ロンドン・ビジネススクール教授のリンダ・グラットン氏らの研究によれば、2007年に生まれた日本人の50%は107歳まで生きると予測されている。同氏らは来るべき超長寿社会において、既存の「教育→仕事→引退」の単線3ステージ型人生から、生涯で複数のキャリアを自律的にデザインするマルチステージ型人生へのシフトを予言している。
人生100年時代に向けて「シフト」しなければならないのは、個人だけではない。ヒトを最も重要な経営資源として付加価値創造の源泉としている企業こそがヒトとどう向き合うか、大きな「シフト」を迫られているのである。本稿では、この超長寿社会において日本企業が迫られる人事マネジメントのパラダイムシフトを洞察する。
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