キャッシュレス化には、「現金とキャッシュレスによる二重の社会コスト」や「消費者がお金を使いすぎる」というデメリットが存在する。その一方で、キャッシュレス化を進めた先には、店舗サービス全体のデジタル化による生産性向上や、10兆円とも推計される会員プラットフォーム産業の発展など、大きな経済効果が期待される。事業者にとってのビジネスチャンスは大きいが、現金を根強く利用する消費者を動かすには課題が残る。

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執筆者情報

  • 伊部 和晃

    伊部 和晃

    金融コンサルティング部

    上級コンサルタント

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