研究開発を「費用」から「投資」に
新型コロナウイルスのワクチン開発は、これまでにないスピードで各製薬メーカーが取り組んできた。中でも、米国ファイザーや英国アストラゼネカがいち早い商品化を果たしたが、これら2社はいずれも自社単独でワクチン開発を行ったわけではない。ファイザーはドイツ医薬品ベンチャーのビオンテックとの共同研究であり、アストラゼネカはオックスフォード大学との共同研究の成果である。ファイザーでは、2020年3月の新型コロナウイルスが世界的に拡大し始めた時点で、共同研究契約をビオンテックと締結する対応の速さだ。
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