NRIパブリックマネジメントレビュー 2022年5月号
NRIは、中央省庁、地方自治体及び企業の皆様のニーズに応えて、さまざまな調査研究・コンサルティング活動を行っています。
『NRIパブリックマネジメントレビュー』は、その活動の成果や問題意識について広く皆様方に公開し、日頃の政策立案や事業展開のお役立ていただくための月刊ニュースです。
※組織名、職名は掲載当時のものです。
当サイト公開時期 : 毎月第3月曜
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最近、サプライチェーンの危機という言葉がよく聞かれるようになった。Covid-19やロシアによるウクライナ侵攻などにより、企業の生産活動を支える物資・エネルギー調達の安定性が損なわれる事態だ。日本はこれまで国内隅々まで張り巡らされた供給網を前提に、一国全体で収支を均衡させるような経済圏が構築されてきた。いわば“つなぐ経済”の思想が根底にあった。しかし、物理的な接触がこれまで以上に制約される一方で、あらゆる分野でのデジタル取引(データ流通)が増える状況下では、拠点を物理的につなぐことで経済を回す段階から、つながれた拠点(特定の地域)から次の生業(産業)や人材を生み出す、いわば“創る”経済に重点を置くべきだと考える。
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- 日本における寄付市場の確立と成長可能性
- 日本における寄付者の変化と傾向
- 非営利団体に求められる条件
- 寄付市場を拡大させていくための課題と解決策
- おわりに
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- はじめに ―コロナ禍におけるD2Cの成長―
- なぜ顧客接点の獲得が重要なのか
- D2Cスタートアップ事例に見る顧客接点獲得方策
- 顧客接点獲得に向けて大手メーカーとして取るべき方策
- おわりに
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2021年に孤独・孤立対策担当大臣がわが国に誕生してから1年がたち、孤独・孤立対策担当室では、新型コロナウイルス流行の状況を鑑みた重点計画の発表や、孤独・孤立に関する多様なNPO等支援組織間の連携および官民連携を促進する「孤独・孤立対策官民連携プラットフォーム」の設置などの措置がなされた。さまざまな孤独への対策が検討される中、人々が抱える孤独はこの1年でどう変わったか。
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株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部
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