動画を倍速や早送りで視聴する人が増えているという。必ずしも若者だけでなく、かくいう私も情報系のテレビ番組やYouTube動画はもちろん、映画やドラマであっても2倍速とまではいかずとも1.5倍速で観ることもよくある。その背景として、月額見放題のサブスクリプション型が当たり前になり、1本当たりの金額を考慮することなく多くの映像作品を鑑賞できるようになったこともあるが、コスパ（コストパフォーマンス）やタイパ（タイムパフォーマンス）を求める人が増加しているという時代背景もあるだろう。生産性を高めろ、という社会全体の雰囲気もさることながら、SNS全盛の現代においては同世代の他者と自分を容易に比較できてしまい“まだ何も成し遂げていない自分”を焦らせてしまうことが、コスパやタイパを過度に気にする風潮の根底にあるという見方も大いに納得できる。

1. はじめに～インパクト投資の重要な役割が日本で見落とされている可能性
2. インパクト投資の広がりと原点回帰の動き
3. 米国におけるインパクト投資のイノベーション創出への貢献
4. 日本への示唆
5. おわりに～社会の持続的な発展のためには、不確実性の高い投資も必要

1. はじめに
2. グローバルサプライチェーンの混乱と新たなリスクの台頭
3. リスク対応としてのサプライチェーン見える化とその推進における問題
4. サプライチェーン見える化の海外および日本国内の動き
5. おわりに

1. はじめに
2. 量子コンピューターの概要
3. 量子コンピューティング技術の研究開発に取り組む意義
4. 量子コンピューティング技術の実用化に向けた現状の課題
5. NRIによる量子コンピューティング技術に関連する実証研究等の取り組み
6. わが国の今後の量子コンピューティング領域における競争力強化に向けて

2023年3月、新たな「観光立国推進基本計画」が閣議決定された。2016年に掲げられた政府目標等について、コロナ禍等の社会環境変化を踏まえて刷新されたものである。