2017年のプロ野球は、圧倒的な戦力(選手だけでなく、フロント、スカウト陣を含む)を誇る福岡ソフトバンクホークスの日本一で幕を閉じた。ところで、プロ野球に関する記事を見ると、最近、“QS”や“K/BB”といった指標を目にすることが多くなった。いずれも投手のパフォーマンスに関する指標であり、QSはクオリティースタートの略で、先発投手が6イニング以上を投げ、かつ自責点を3点以内に抑えた登板数の比率、一方、K/BBは奪三振数を与四球数で割ったものである。これらは、勝利数、防御率、勝率、奪三振数といった従来の指標だけでは十分に評価できなかった“投手の安定性”を測る指標として活用されている。

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執筆者情報

  • 松林 一裕

    コンサルティング事業開発部

    上級専門スタッフ

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