ありがちな書き出しで恐縮だが、日本の高齢化が進んでいる。2019年2月20日に公表された総務省の「人口推計」によれば、2018年9月1日時点の総人口が1億2641万7千人であるのに対し、65歳以上人口は3554万6千人であり、高齢化率は28.1%となっている。国立社会保障・人口問題研究所が2018年12月25日に公表した「日本の地域別将来推計人口」(2018年推計)を見ると、2030年時点の高齢化率は全国平均で31.2%、2045年時点では36.8%まで上昇すると予測されており、3人に1人が高齢者となる。また、特に地方部では高齢化率がさらに高まる傾向にあり、2045年時点で最も高齢化率が高い秋田県は50.1%と、ついに2人に1人が高齢者という状態になると予測されている。

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執筆者情報

  • 田口 健太

    グローバル製造業コンサルティング部 素材・ヘルスケア産業グループ

    上級コンサルタント

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