身近な食品や衣料品など、さまざまな商品・サービスで値上げが相次いでいる。日本のカジュアルウエアの代表格である「ユニクロ」による主力商品の1,000円値上げのニュースは記憶に新しい。広範に及ぶ商品・サービスの値上げの背景には、ロシアのウクライナ侵攻、中国のゼロコロナ政策などによる原材料費や物流費の高騰がある。この値上げの動きを一過性とみるか否かについてはさまざまな見解があるが、世界のサステナビリティおよび地政学リスクの不確実性を考慮し、値上げは避けて通れない不可逆な現象であると捉えて今後のビジネスを組み立てておくべきではないだろうか。

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執筆者情報

  • 宮脇 陽子

    CXコンサルティング部長

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