バイデン米大統領による「日本は外国人嫌い(xenophobic)」との発言が物議をかもしている。“xenophobia”とは「外国人に対する嫌悪・恐怖」という意味合いの、かなり強いニュアンスを持つ言葉だ。これは、移民が多く集まるイベントでの発言であり聴衆に対するリップサービスも含まれているかもしれないが、日本がこれまで移民に対して世界でも特に厳しい政策をとってきたのは事実である。外国人技能実習制度により事実上、外国人労働者を受け入れてきたが、半永久的に日本に居住することは想定されていない。

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執筆者情報

  • 小林 庸至

    社会システムコンサルティング部

    グループマネージャー

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