近年、人的資本の開示義務化や雇用流動化を背景に、エンゲージメント向上は経営課題として位置付けられ、各社取り組んでいる。従業員のキャリア観や働き方の多様化が進む中、通り一遍の施策を打ち切り、エンゲージメント向上の頭打ちを感じている企業も多いのではないだろうか。一方で、足元ではAIによる業務効率化・代替により、人員整理・再配置が進む兆候が見られている。今後この動きが本格化する場合、AIと価値共創する高度人材と、代替が進む業務を担う人材との間で、企業目線での人材価値の濃淡が明確になっていく。そのような環境下においては、全社員を広くケアする従来のエンゲージメント施策ではなく、自社の求める人材に集中ケアする「選択と集中」の視点が一層求められるのではないだろうか。

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執筆者情報

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    名前
    高橋 洸介
    所属・職名
    AI戦略コンサルティング部
    シニアコンサルタント

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