概要
東日本大震災以降、建設業の人手不足が社会問題化している。2017年12月に公表された国勢調査の抽出詳細集計によると、2015年の大工人数は2010年の約40万人から約35万人に減少しており、将来的には建設業の人手不足がより深刻化することが懸念される。
今回のメディアフォーラムでは、NRIで定期的に予測している「新設住宅着工戸数」「リフォーム市場規模」「空き家数」の最新結果の公表に加え、「大工人数」の将来予測を行う。それらを整理することで、建設業界の人手不足問題が将来的に解消するのか、構造的な問題として存在し続けるのかを検証する。
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