概要

野村総合研究所は、日本における中央銀行デジタル通貨のあり方を展望すべく、研究者や実務家を招聘して「通貨と銀行の将来を考える研究会」を昨年度から開催してきました。

今年度は、海外主要国や国際機関での議論を参照しつつ、日本に固有の金融経済環境の下での中央銀行デジタル通貨の設計とその運営の枠組みについて、具体的な方向性を示すべく検討を続けています。

今般公表する報告書(進捗報告)は、このうち中央銀行デジタル通貨自体の設計に関する議論を集約するとともに、主な課題に対する具体的な選択肢を示すものです。民間事業者や政策当局における今後の議論を一層活性化すべく、今回のメディアフォーラムでは報告書の内容や意味合いを説明します。

執筆者情報

  • 井上 哲也

    金融デジタルビジネスリサーチ部

    シニア研究員

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