概要
労働人口が減少するなかで物流クライシスが指摘されています。加えて、2024年度からはトラックドライバーに時間外労働の上限規制が適用されます(いわゆる2024年問題)。今こそ持続可能な物流の姿について荷主、物流会社が協力して考えなければならないタイミングにあります。
NRIでは、将来どの程度ドライバーが不足して荷物が運べなくなるのかを地域別に推計しました。今のままでは2030年には2015年比で全国の約35%の荷物が運べなくなり、東北、四国といった地方部ではその割合が40%を超える懸念があります。本フォーラムではこれらの結果を共有し、物流を維持させるために重要な打ち手である輸配送の共同化について、実現に向けた提言を行います。
(2023/02/24追記)
訂正版:P47,48,51,52において、グラフに誤りがあったため、訂正しております。
(2023/12/06追記)
再訂正版:P7グラフ「トラックドライバーの年齢別シェア」において、誤りがあったため、訂正しております。
(2024/03/29追記)
再々訂正版:P47のグラフを、より正確を期した数値に訂正しております。
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