概要
コロナ禍を契機に、健康・医療制度のあり方が改めて問われています。制度が整備されていても、需要と供給のバランスが崩れてしまえば、従来のように医療サービスを受けることはできません。今後加速する人口の減少と高齢化を前に、医療の課題と解決の方向性を見つめ直す必要があります。
この度、野村総合研究所では、医療の課題に関する生活者の認識をアンケート調査し、現行の医療に対する課題意識の強さ、医療費の支払いに対する考え方、医療の課題解決に関与する意欲の度合等を明らかにしました。また、医療費を適正化しつつ医療の水準を維持向上させた事例についてケーススタディを行いました。これらの結果を踏まえ、医療の課題を解決する考え方「バリューベース・ヘルスケア」を提案します。
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