概要

昨年11月にChatGPTが公開されて以降、生成AIサービスを含む各種AIへの注目が急速に高まっています。“ChatGPTバブル” とも言うべき現象となり、ネット上の多数サービスでChatGPTまたは独自の生成AIを搭載する流行が発生しています。現在全世界で生成AIサービスの利用と規制について議論が高まっていますが、その裏で、これら生成AIに潜むセキュリティリスクが浮かび始めています。今回は、考慮すべきセキュリティリスクを解説したうえで、生成AIの安全な活用方法や上手な付き合い方について考察します。

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執筆者情報

• 山口 雅史

  NRIセキュアテクノロジーズ株式会社

  コンサルティング事業統括本部長 兼 北米支社Security Consulting Department部長