概要
トラックドライバーの労務管理の厳格化が2024年4月に始まりましたが、物流の危機はこれに対応すれば大丈夫というわけではありません。NRIは、最新データを用いてトラックドライバー不足の将来推計を行い、どの程度輸送コストが上昇してしまいそうかを推計しました。その結果、2030年時点でトラックドライバーは36%不足し、輸送コストは34%上昇すると予測されました。
上記の状況で持続可能な物流を構築するには、省人化・無人化、共同化、サプライチェーンマネジメントの高度化といった対策が重要です。本フォーラムでは、これらを実施していくうえでの課題として、現状をデータで可視化すること、経営問題として取り組むことの重要性を提言します。
執筆者情報
お問い合わせ
-
株式会社野村総合研究所
コーポレートコミュニケーション部