概要
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多くの日本企業において新規事業開発の必要性が認識され、様々な取り組みが行われているものの、具体的な成果に結びつけられている例は少ない。
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今回、新規事業開発がうまくいかない原因は、特に外部人材の調達・活用にあるのではないかという問題意識のもと、新規事業開発に携わった大企業勤務者982人へのアンケート調査を実施し、外部人材の活用実態と課題を明らかにした。
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調査結果から明らかになった外部人材の活用実態と課題、外部人材活躍の3つのポイントは以下の通り。
- 外部人材活用を推進するためには、中途採用した新規事業のメンバー(一般社員)の活躍・評価への関心が高いが、新規事業開発の先行企業においてはマネジメント層の採用・定着への関心が高い。
- 外部人材活用で難易度が高いのは、新規事業開発をリードするトップマネジメントおよびミドルマネジメントの採用である。
- 新規事業開発の先行企業は、外部人材活躍を促進するために、『①社内のしがらみに縛られず意思決定を行う』、『②外部人材と内部人材からなるチームで新規事業を推進する』、『③チャレンジしやすくする』、という3つのポイントを意識した取り組みを進めている。
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