概要
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多くの日本企業において新規事業開発の必要性が認識され、様々な取り組みが行われているものの、具体的な成果に結びつけられている例は少ない。
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今回、新規事業開発がうまくいかない原因は、特に外部人材の調達・活用にあるのではないかという問題意識のもと、新規事業開発に携わった大企業勤務者へのアンケート調査を実施し、外部人材活躍の3つのポイントを抽出した。
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その上で、新規事業開発の先行企業5社(飲料メーカー/電機メーカー/素材メーカー/金融業/物流業)へのヒアリング調査を実施し、アンケート調査で抽出した3つのポイントを成果に結びつける要諦を明らかにした。
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調査結果から明らかになった3つのポイントを成果に結びつけるための9つの要諦は以下の通り。
『①社内のしがらみに縛られず意思決定を行う』取り組み
- ビジョン共感を重視した採用
- 社内外の人材へ向けたアンテナ
- 新規事業に適した案件管理
『②外部人材と内部人材からなるチームで新規事業を推進する』取り組み
- 実現したい社会像の導出
- 事業開発方法の標準化
- 内部人材のスキル底上げ
『③チャレンジしやすくする』取り組み
- チャレンジの発信と意思決定
- チャレンジの加点評価
- チャレンジによる失敗の形式知化
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