概要

NRIは北海道大学との共同研究で、観光庁などが推進する「ワーケーション」を実例に、Twitterの個別投稿（ツイート）を類型化し、国民への浸透度を定量的に評価しました。投稿内容を、ポジティブ（願望、興味・期待、効果・効率、幸福感）とネガティブ（効果・効率、嫉妬・不快感、制約・限定、不安感）に類型化することで、政策の“心情的”な浸透度を評価することができました。
2022年3月にNRIが開発した、日本の生活者や社会がどのような感情の状態にあるのかを指標化する「空気感指数」の知見をもとに、具体的な政策である「ワーケーション」を対象に、政策の浸透度を評価しています。
今回の評価は、北海道大学大学院国際広報メディア・観光学院の中川理教授との共同研究の成果を活用しています。

執筆者情報

• 広瀬 安彦

  未来創発センター　データサイエンスラボ

  エキスパート研究員