デジタルガバメントの先進国デンマークの現状と今後および日本との対比
デンマークは、人口600万人弱の国でありながら、近年、イノベーションで高い国際競争力を示し、ユニコーン企業が多数生まれている国です。デンマークの成功の理由は、旧来から注目されていた福祉国家に示される社会の仕組み(無料の教育、ヘルスケア、社会福祉)に加え、近年進展が顕著にみられる情報コミュニケーション技術(ICT)のインフラの充実をベースにした北欧モデルに起因すると考えられています。特に1968年に導入されたCPRナンバーから始まるデジタルガバメントの仕組みは、先進的であり、隔年にて発表される国連の世界電子政府ランキングにて2018年、2020年と2回連続で1位となり、国際的に評価されております。
今回、デンマークのマイナンバーも含め行政サービスがどのように発展してきたのか、地域生活者は生活する上でどのようなメリットや利便性を感じているのか、今後どのような将来像なのか等、長年デジタルガバメントを現場にて推進してこられたデンマークの財務省・デジタル庁のチーフアドバイザーであるMs. Karen Ejersbø Iversenに協力をいただき、ご紹介します。その後、日本におけるデジタルガバメント構築のインパクトと対応方向について野村総合研究所のコンサルタントより講演します。
デンマークがグローバルに関心を集める理由やデンマークの注目すべき価値、イノベーションの特徴などを知り、デジタルガバメント推進の一助として是非ご活用ください。
開催概要
- 日時
- 2021年2月22日(月)17:00-18:30(最大19:00)
- 主催
- 野村総合研究所
- 協賛
- デンマーク王国大使館,Public Intelligence ApS
- 配信拠点
- NRI CODO
- 参加費
- 無料
参加申込
以下よりご登録ください。
プログラム(予定)
- 17:00~17:10
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開会にあたり
- 17:10~17:50
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デンマークのデジタルガバメントの現状と今後
※講演:英語、通訳有:英語→日本語 逐次通訳付
Agency for Digitization, Ministry of Finance, Denmark
Chief adviser Karen Ejersbø Iversen - 17:50~18:20
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デジタルガバメント構築のインパクトと対応方向
※講演:日本語
社会システムコンサルティング部
部長 神尾 文彦 - 18:20~18:30
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質疑応答
- 18:30
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閉会にあたり
プログラム内容の時間配分等は進行状況により変更する可能性がございます。
デンマークのデジタルガバメントについて
デンマークは、国連の世界電子政府ランキングにて長きにわたり2018年、2020年と2回連続で1位を獲得しているデジタルガバメント先進国です。デジタルガバメントの主要な基盤として、日本のマイナンバーに相当するCPRナンバーの導入、個人認証システム NemID、電子私書箱であるe-Boks、決済口座であるNemkontoが導入されており、暮らしに関わるサービスを全国民が持ち、効率よく受けられるようになっております。
その他
本ウェビナーは、弊社のユーザ企業様向けに開催するものでございます。同業他社の方の参加につきましてはお断りする可能性がございますので、ご了承のほどよろしくお願いいたします。
お問い合わせ(運営事務局)
- 「デンマークデジタルガバメントウェビナー」事務局