株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、2017年9月、マイクロソフトからQualified Multitenant Hoster(以下「QMTH」)に認定されました。QMTHとは、Windows 10をクライアントOSとする、マルチテナント型 ※1 の仮想デスクトップ環境(Virtual Desktop Infrastructure、以下「VDI」)サービスの提供が可能な事業会社であることを認めるものです。
従来、クラウド上で提供されるマルチテナント型のVDIサービスは、利用できるOSがサーバ用のOSでした。それにより、稼働保証が得られないソフトがあったり、使い勝手が異なっていたりしたため、既存のデスクトップ環境をマルチテナント型のVDIへ移行することは困難でした。
QMTHに認定された企業が提供するVDIサービスでは、クライアントOSとしてWindows
10がそのまま使えるため、既存のデスクトップ環境で動作しているソフトやライセンスを、VDI上でそのまま利用する事が可能となります。
NRIがQMTHに認定されるにあたっては、金融機関向けの大規模VDI構築の実績とその技術力が高く評価された結果、日本で初めての認定企業となりました。
今回QMTH認定を取得したことにより、NRIはマルチテナント型のVDIサービスのOSとして、Windows 10クライアントOSの提供が可能となり、顧客企業がデスクトップ環境をマルチテナント型のVDIに移行することが容易に行えます。さらに今後は、このVDI上でOffice 365サービスも提供する予定です。
認定の内容については以下のURLを参照ください。
Microsoft Qualified Multitenant Hoster (QMTH) Program(286KB)
- 1 マルチテナント型:1つのシステムやサービスを複数のユーザー(企業)で共有して利用する形態。
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