株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)は、システム運用に必要な機能をクラウド型で提供するサービス「mPLAT 1 (エムプラット)」に、オラクルのクラウドサービス「Oracle Cloud Infrastructure 2 (以下、OCI)」と連携する機能を実装しました。
mPLATはOCI環境の監視、ジョブ管理、ITサービス管理など、新たなシステム運用機能を実装しました。OCIは、エンタープライズ向けに最適化されたクラウドサービスとして、高い信頼性とスケーラビリティ、パフォーマンスを提供しています。mPLATは、OCIに最適化された運用環境を提供することにより、エンタープライズ向けの特徴を最大化し、効率的なシステム運用を実現します。このことにより、OCI以外のクラウドやオンプレミスも含めた“マルチクラウド”の統合運用を可能にします(図1)。
OCIには、エンタープライズ向けのデータベースやアプリケーションの導入実績が豊富なオラクル製品の技術が採用されており、オンプレミス環境との高い互換性があります。mPLATも同様にオンプレミスの運用管理で実績のあるSenju Family製品をベースとしております。mPLATがOCIに対応することにより、システム監視やサービスデスクの一元化に加え、新規クラウドシステムと既存システムをまたぐジョブ管理なども統合的に行い、スムーズなクラウド移行と既存システムの有効活用を実現します(図2)。
図1:マルチクラウドの統合運用管理のイメージ
図2:OCI向けmPLATの提供イメージ
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1
mPLAT(エムプラット):NRIが開発および提供している統合運用管理ソリューション「Senju Family」をベースにしたシステム運用機能を、クラウド型で提供するサービスです。
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2
Oracle Cloud Infrastructure:オラクルが提供するパブリッククラウドサービスです。
OracleとJavaは、Oracle Corporation 及びその子会社、関連会社の米国及びその他の国における登録商標です。
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