株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)は、先端技術で共創によるデジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)を支援する 「NRI CODO (コード)」(以下「本サービス」)を2020年6月1日より提供開始します。
本サービス提供開始にいたった背景
多くの産業において、企業の競争力維持や強化のためには、社内外のリソースや知見を積極的にとりいれながら、「共創」の考え方でDXを推進することが求められています。また、急速なデジタル化や労働環境の変化を受け、人々のコミュニケーションや働き方が今後大きく変わっていきます。NRIは、変化の激しい環境の中で、「共創によるDX」に必要なリソース(人材、技術、ナレッジ等)を、オンライン・オフライン問わずスピーディーに集約して提供する本サービスと、その中枢拠点として「NRI CODO」(本サービスと同名) を開設しました。
本サービスの特徴
働き方においては、リモートワークの浸透や、テクノロジーの発達を受け、同じ場所に人々が集まって仕事をする協働作業を前提とした、従来型の共創プロセスに変革が求められています。NRI CODOでは最新デジタルツールを駆使し、オンライン・オフラインそれぞれの価値を最大化することで、より効率的かつスピーディーに共創を実現していくことが可能です。
1) 共創を推進する様々なパッケージ
新規事業開発で必要なDXナレッジの紹介や、体験から仮説検証までの全プロセスのファシリテーションパッケージを、オンライン・オフラインのハイブリッド環境で提供します。リーンスタートアップのノウハウを持つNRI CODOのファシリテーターが運営する各種パッケージを通じて、 NRIがもつソリューションの体験や新規事業のアイディエーションが可能です。必要に応じて、NRI CODOのファシリテーターとお客様のプロダクトオーナーがNRI CODOに集い、他の関係者がオンラインで参加するディスカッションなども実現できます。
2) コミュニティ拠点となるデジタルスペース
プロジェクトのフェーズに合わせた最適なスペースや設備を備えています。ワークショップやセミナーなどで利用できるコラボレーションルームは、10~30名での利用を想定したスペースです。Oblongをはじめとした共創を支援するデジタルツールを活用し、実在感のあるリモート会議や、ユーザインタビューの場を実現できるほか、高画質なカメラを用いた動画撮影/配信スタジオとしても利用可能です。また、3~6ヶ月間の占有使用ができる、入室者制限などのセキュリティが確保されたプロジェクトルームも用意しています。
3) NRIならではの「コンソリューション」による共創プロセス
NRIには、お客様の潜在課題を発見し、実践的な解決策を導き出すコンサルティング力と、最適なシステムを提案し、構築・運営するソリューション力があります。NRI CODOでは、これら2つを相乗的に機能させ、高度なデジタルツールを活用し、共創の最適な相乗効果を提供します。NRIはこれからも、お客様との共創を通じて、様々な領域におけるDXを先導していきます。