株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)は、「NRI Group Vision 2030」(2030年に向けたNRIグループの経営ビジョン、以下「V2030」)の策定に合わせて、従来のマテリアリティを改定し、「創出する価値」、「価値を生み出す資本」、「経営基盤(ESG)」の3層で計8つのマテリアリティを特定しました。
NRIグループは、コーポレート・ステートメントとして「Dream up the future. 未来創発」を掲げ、「新しい社会のパラダイムを洞察し、その実現を担う」、「お客様の信頼を得て、お客様とともに栄える」ことを使命としています。さらに、「夢と可能性に満ち、豊かさを実感する、活力ある社会」、「人々の英知がつながり、環境にやさしい持続可能な社会」、「強くてしなやかな、安全で安心に満ちた社会」の3つをNRIグループが“創発する社会”とし、企業理念の中に位置づけています。
2023年4月に発表したV2030においては、「持続可能な未来社会づくり」と「NRIグループの成長戦略実現」を一体的に追求していくことを掲げています。これに基づき、2030年に向けて重点的に取り組むテーマとして、「創出する価値」、「価値を生み出す資本」、「経営基盤(ESG:環境・社会・企業統治)」の3層で計8つのマテリアリティを特定し、NRIグループのサステナビリティ基本方針の中に位置づけています(図1)。
特定にあたっては、関連する国際基準やガイドライン、ESG評価機関からの要請、企業理念・成長戦略との整合、社外役員・有識者の意見等を参考に、自社への影響(財務面)とステークホルダーからの期待・要請(環境・社会への影響)の両方の視点から検討しました。なお、マテリアリティとして掲げたテーマの推進にあたっては、2030年に目指す姿(目標)を示すとともに、中期経営計画(2023-2025)において重要指標(マテリアリティ指標)とその目標値を定め、着実な達成を図っていきます(図2)。
図1:NRIグループのサステナビリティ基本方針
図2:中期経営計画におけるマテリアリティ指標と目標値
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※1
中期経営計画(2023-2025)期間の累計値
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※2
内部取引を含む
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※3
「価値共創」や「3つの社会価値」の概念に強く共感する社員の割合
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※4
プロジェクトや事業における責任者の女性比率
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※5
Scope1+2の排出量を97%削減、残余排出量は中和化
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※6
環境・人権等を含む
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※7
システム開発委託先など、NRIグループの調達先企業における同意または同等規範保有率
これからもNRIグループは、上記8つのマテリアリティに取り組みながら、さまざまなステークホルダーの皆さまと共に新たな価値を創造し、サステナブルな社会の創出に貢献していきます。
ご参考
■ NRI Group Vision 2030については、以下のサイトをご覧ください。
https://ir.nri.com/jp/ir/library/financial/main/06/teaserItems1/01/linkList/0/link/20230427_mediumtermmanagementplan.pdf
■ NRIグループのサステナビリティに関する取り組みをご紹介するサイト等
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