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特権ID管理ソリューション「SecureCube / Access Check」を刷新
~ 内部不正行為の排除機能を強化しつつ、運用業務の負担を軽減 ~
NRIセキュアテクノロジーズ株式会社(以下「NRIセキュア」)は、情報システムの利用において、最も強い権限が付与される「特権ID」の管理ソリューション「SecureCube / Access Check」※1(セキュアキューブ・アクセスチェック、以下「本製品」)について、各種の機能を大幅に強化させた新バージョン(5.0.0)の販売を、12月上旬に開始します。
特権IDを適切に管理・運用することは、コンプライアンスの維持強化と自社の情報システムが抱えるリスクの低減に不可欠です。本製品は、特権IDに関する管理・運用フローを整備し、各種の監査業務に対応可能なオールインワンソリューションとして、これまで250以上の企業に採用されてきました。様々なサイバー攻撃や内部不正による情報漏えいを防ぎ、サーバへのアクセス管理をさらに強化することを目的として、新バージョンでは、以下の機能を中心に刷新しました。
- 特権IDのパスワード管理機能を強化
従来のバージョンでは、パスワードの定期的な変更を含む「パスワード管理機能」は、外部製品と連携することで実現していました。新バージョンではこの機能を内製化することにより、本製品の標準機能としてご利用いただけます。 - アクセス制御機能に即時遮断を追加
事前に設定した不正行動を検知した場合に、即時かつ自動的に通信を遮断することで、不正行為を速やかに排除できるようになりました。 - 特権ID管理の運用時におけるワークフロー機能を拡張
本製品を利用する企業から寄せられた、「運用業務のさらなる負担軽減」や「監査への対応強化」などのニーズを踏まえ、特権IDにかかわる申請から承認までの運用業務について、システム化の範囲を拡大し、ワークフロー機能を充実させました。これにより、特権IDを利用または管理するユーザーが、所定の書式とプロセスに基づいた手続きをすることが容易になるとともに、記録されたログは内部統制の証跡として利用できます。 - マルチテナント利用に対応
本製品の機能を、マルチテナント方式で利用できるようになりました。これにより、複数の企業や組織を跨いでID管理を行う場合でも、本製品一つでアクセス管理が実現できます。 - APIを公開
API※2を使って、管理機能を含む本製品の各種機能を導入企業がカスタマイズできるようになりました。これにより、従来ではCSV形式などで実現していた外部のシステムとの連携が、より容易に行えます。
新バージョンの初期導入費用は、350万円以上(税抜)となる予定です。
NRIセキュアでは、今後も、「SecureCube / Access Check」の機能強化と普及を図ることで、企業・組織における情報システムのセキュリティ強化を支援していきます。
- ※1
SecureCube / Access Check:
NRIセキュアで設計から開発・販売まで実施しているプロキシサーバ(踏み台)型の特権ID管理ソリューション。詳細は、下記の製品紹介ページをご覧ください。
https://www.nri-secure.co.jp/service/solution/accesscheck.html - ※2
API(Application Programming Interface):
他システムと連携するためのプログラムインターフェース。
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