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野村総合研究所、DX実現のためのマルチクラウド活用を支援するサービス「atlax」を提供開始

2020/05/28

株式会社野村総合研究所

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株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)は、企業のクラウド活用を支援するサービス「atlax(アトラックス)1 」を2020年5月から提供開始します。atlaxでは、DX(デジタルトランスフォーメーション)を目指す企業がクラウド活用において直面する課題の解決を支援することで、DXの推進をコンサルティング、システム開発・運用、マネージドサービス提供などの様々な形態で強力に支援します。具体的には、領域別ソリューションの第一弾として、新規にクラウド活用を計画されている企業向けに「クラウドマイグレーション」、「データアナリティクス」、「クラウド化推進組織(CCoE)」のソリューションの提供を開始し、2020年度末までに20社の導入を目指します。

クラウド活用の活動領域を体系化したatlax

DXを実現するうえで欠かせないクラウドは、ITインフラだけでなくデータ分析やAI/機械学習といった応用分野にまで活用が拡大したことで、ますます複雑なものになり、適切に選択・運用していくことが難しくなってきています。NRIはクラウドという言葉が普及する以前から、クラウド技術の獲得に継続して取りくんできており、複雑化したクラウド環境においても多くの企業のDXを支援しています。
NRIは企業のクラウド利用状況・組織状況によってクラウド活用における課題をパターン化し、そのパターンごとに蓄積された解決策を提供することで、顧客企業の課題解決に貢献しています。atlaxは、企業におけるクラウド活用の取り組みを体系化したうえで、NRIがこれまでに蓄積したクラウドのノウハウや知見を集約し、領域別にベストなソリューションを提供する総合サービスです。

atlaxでは企業のクラウド活用における活動領域を、3つのカテゴリーに分類し、ソリューションを提供していきます。

  • トランスフォーメーション … DX実現に向けたテクノロジーの活用レベル向上・組織の変革
  • ガバナンス&セキュリティ … テクノロジーを安全に活用するための運営・統制・セキュリティ
  • テクノロジー … DX実現のケイパビリティをもたらすテクノロジーの導入・活用

NRIのエキスパートが企業の課題をヒアリングし、コンサルティング、システム開発・運用、マネージドサービスなど、それぞれの活動領域の課題に最適なソリューションを提供します。活動領域は、クラウドの技術動向やお客様の主要な関心事の変化に応じて常に見直し、拡張していきます。

領域別ソリューションのご紹介

atlaxの第一弾として、大規模なクラウドへの移行を実現する「クラウドマイグレーション」、DXに欠かせない迅速なデータ活用を実現する「データアナリティクス」、全社的なクラウド活用推進を実現する「クラウド化推進組織(CCoE)」の3つの領域に向けたソリューションを提供します。

クラウドマイグレーションに向けたソリューション

クラウドへの移行にあたっては、クラウドそのものに関する技術力だけではなく、移行元であるオンプレミスやプライベートクラウドの技術力やハイブリッド運用における経験、多数のシステム間の調整を伴う大規模プロジェクトの計画策定と実行管理の能力が重要となります。
atlaxではクラウドへの大規模移行に取り組む企業へ、構想策定のコンサルティングから移行方式の検証、計画策定、実行支援までをトータルで支援します。
NRIでは長年自社データセンターでのシステム運用を強みとしてきましたが、その一方でクラウド(パブリッククラウド)にも早期から取り組んでおり、現在は複数の主要クラウドプラットフォームの最上位のパートナーランク2を獲得しています。オンプレミス/プライベートクラウド/パブリッククラウドを長期にわたって併用する経験を有しており、クラウドに適したシステムを選別して着実に移行していくノウハウがあります。また、NRIのクラウドプラットフォームのエキスパートが、大規模プロジェクトの実績をふまえ、各クラウドへのシンプルで無理のない移行方式の設計・検証、フィジビリティの高い移行計画の策定を支援します。

データアナリティクスに向けたソリューション

DXの推進にあたり、全社レベルでデータを活用し自社の変革に結び付けている企業はまだ多くありません。
データ活用においては、組織・プロセス・人材・仕組みに関する様々な障壁を乗り越える必要があり、そのためには自社のステージ(データ活用の成熟度 × データ管理の成熟度)に合わせて小さな成功体験(クイックウィン)を積み重ねていくことが肝要です。また、データ活用の進展に併せ、データ管理(ガバナンス・セキュリティ)の整備も重要です。atlaxでは、企業のステージに合わせたデータアナリティクスのためのソリューションを提供します。

①マルチクラウド・セレクタブル・スモールスタートソリューション

AWS/Azure/GCPの任意の環境上にスモールスタートかつ容易にスケールできるセキュアなプラットフォーム型ソリューションと、短期間で効果が得られるデジタルマーケティング向けソリューションを用意しています。自社で構築済みの環境に対して、必要な機能をアドオンすることも可能です。

②データレベルでのガバナンスを確立するデータマネジメントソリューション

ユーザー部門にデータを開放するにあたってのセキュリティを確保し、増加・サイロ化するデータを効率的に管理するデータマネジメントソリューションを用意しています。
これらのソリューションを「マルチクラウド型データ活用プラットフォーム」として提供します。

クラウド化推進組織(CCoE)に向けたソリューション

クラウド活用を全社的に推進する際にその専門組織としてCCoE(Cloud Center of Excellence)を設置することが一般的になりつつありますが、全社的な活用推進に成功している例はまだ多くありません。
常に変化し続けるクラウドの活用の世界においては、従来のIT基盤のように固定的に運用するのではなく、変化を取り込んで活用の推進速度を高く保つことが求められます。そのためには、適切なガバナンスのもとでクラウド活用を推進できる、バランスの取れたポリシーや組織を作ることが重要となります。
NRIは、顧客企業とともにクラウド活用の改善を積み重ねてきた経験を活かし、企業の実態に合ったCCoE運営の確立と定着を支援します。

CCoE運営コンサルティングサービス

NRIが有するCCoE運営のベストプラクティスをもとに、CCoE組織のデザインを支援します。CCoEが整備すべきクラウド活用ポリシー、デザインガイド、リファレンスアーキテクチャ、デザインパターン、利用者向けガイドライン等の整備を支援します。初期立ち上げや、既存のCCoE活動のアセスメント、定着までの伴走支援など、状況に応じてプランを提案します。

NRIはこれからも、企業のマルチクラウド活用を支援し、DXの実現に取り組んでいきます。

  • 1  

    atlax:「Atlas」+ 「X」の造語です。「Atlas」は、ギリシャ神話に登場する「天空を支える役割」を与えられた神の名前であり、「X」は、「Transformation(変革)」の意味を表します。また、「Atlas」が持つ「支える者」というイメージは、「お客様を支え続ける」というNRI及びNRI社員の行動規範、そして、お客様と強固なパートナーシップを構築し続けていくNRIの姿勢を表します。

  • 2  

    最上位のパートナーランク:2020年5月現在、NRIは主要なクラウドにおいて以下のパートナーとなっています。
    AWS(アマゾン ウェブ サービス):AWS パートナーネットワーク (APN) プレミアティアコンサルティングパートナー
    Azure(Microsoft Azure):Gold コンピテンシー パートナー
    GCP(Google Cloud Platform):プレミアサービスパートナー
    OCI(Oracle Cloud Infrastructure):Modern OPN Partner

ご参考

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お問い合わせ

atlaxに関するお問い合わせ先


株式会社野村総合研究所 マネージドサービス推進部
E-mail:atlax-info@nri.co.jp

マルチクラウド型データ活用プラットフォームに関するお問い合わせ先


株式会社野村総合研究所 クラウドインテグレーション推進部
E-mail:mc-data-pf@nri.co.jp