＜表彰式にて：左から、DealWatch編集長米田浩子氏、野村證券コーポレート・ファイナンス一部長上嶋基寛氏、NRI常務執行役員須永義彦、同財務企画課長野崎洋之、リフィニティブ社長富田秀夫氏＞

このアワードは、日本に関連する資本市場の育成・拡大に資することを目的として、リフィニティブにより設置されたもので、資本市場の発展のための貢献や創意・工夫などが主な選定基準です。選定においては、引受証券会社や投資家へのアンケートを基に候補を選び、最終的にリフィニティブのDealWatch編集部が授賞案件や授賞者を決定します。
NRIが受賞した理由は、「目標達成の場合は発行体が早期償還可能なオプションを付すと共に目標未達の場合は遡及して差額の利回りを支払う。発行体の目標達成を投資家がサポートする世界初の金融商品であり、資金使途を限定しない汎用性から市場拡大の可能性を広げた」ことです。

NRIの常務執行役員須永義彦は、「NRIは日本初の民間総合シンクタンク。財務部門としても日本の資本市場の発展に資する企画と活動で貢献したい。NRIの財務部門は2016年に日本初のグリーンボンドを発行（100億円）。グリーンボンドは現在、年間70件、1.3兆円を超える市場として成長している。今後も、市場の礎となる、このようなものを世に出していきたい。」と話し、参加した市場関係者に本社債の発展を呼びかけました。

関連URL

• リフィニティブ発表資料 「リフィニティブ DealWatch、2020年度の『DEALWATCH AWARDS』を発表」：
  https://www.refinitiv.com/content/dam/marketing/ja_jp/documents/other/dealwatch-award-2020-japan.pdf
• NRI発表資料「野村総合研究所、サステナブルファイナンスの次代を見据え『NRIサステナビリティ・リンク・ボンド』を発行」：
  https://www.nri.com/jp/news/newsrelease/lst/2021/cc/0319_1