「Euronext Vigeo World 120 Index」は、フランスやオランダなど欧州7カ国で株式市場を運営するEuronext社¹（オランダ）と、米国の格付け機関であるムーディーズグループのESG調査会社Vigeo Eiris社²（フランス）が開発した株価指数です。欧州・北米・アジア太平洋地域に本社がある、時価総額上位1,500社の中から選定された、ESGの観点で優れた企業上位120社（うち、日本企業は19社）で構成されています。

NRIグループは、中期経営計画（2019-2022）で「価値共創を通じた社会課題の解決」を謳い、「新たな価値創造を通じた活力ある未来社会の共創」「社会資源の有効活用を通じた最適社会の共創」「社会インフラの高度化を通じた安全安心社会の共創」の3つの社会価値の共創を中核に事業を推進していくことを定めるとともに、実現に向けてグループの力を注いでいます。

その中で、グループとして「サステナビリティ経営」を標榜するとともに、人権報告書を公表したり、TCFD³で提言されたシナリオ分析に対応したりするなど、世界的な動向を見据えた上で、グローバルな視点から企業に求められる対応を進めてきました。これらNRIグループのESGに対する取り組みとその結果の情報開示が、国際的に高いレベルにあると認められ、このたびの選定につながったと考えています。

今後もNRIグループは、様々な社会課題の解決を通して、企業価値をさらに向上させるとともに、持続可能な社会の実現を目指していきます。

ご参考

●  NRIのサステナビリティに関する取り組み

• ウェブサイト　https://www.nri.com/jp/sustainability
• 統合レポート　https://ir.nri.com/jp/ir/library/report.html
• ESGデータブック　https://www.nri.com/jp/sustainability/library/report
• サステナビリティブック　https://www.nri.com/jp/sustainability/library/report

• ¹  

  2000年に設立された、オランダのアムステルダムに本拠地を置く証券取引所運営会社。パリ、アムステルダム、ブリュッセル、ミラノなど、欧州7カ国の証券取引所の運営、および関連する金融サービスの提供を行う。
  【公式HP】https://www.euronext.com/en (英語)

• ²  

  2016年にフランスのESG調査機関Vigeo（ヴィジオ）とイギリスのESG調査機関EIRIS（アイリス）が合併して誕生した、フランスのパリに本拠地に置く、大手ESG調査機関。2019年より信用格付大手、米国ムーディーズ社の傘下。
  【公式HP】https://vigeo-eiris.com/ (英語)

• ³  

  気候関連財務情報開示タスクフォース：企業の気候変動への取組みや影響に関する財務情報についての開示のための枠組み