NRIグループは2021年2月に、「2030年までに温室効果ガス排出量（Scope1＋2）を72％削減する」目標を策定しました²。2021年度には、NRIグループの温室効果ガス排出量の約8割を占める5つのデータセンターのうち、主要な3データセンター等の電力を再生可能エネルギー由来に切替えたことにより、前述の目標が前倒しで達成される見込みとなりました。そのため、本年2月には、目標を「2030年までに温室効果ガス排出量（Scope1＋2）の実質排出量をゼロにする」ことと定めました。
NRIグループの目標達成だけではなく、日本の2050年のカーボンニュートラル目標を実現させるためには、上記のGXリーグ基本構想で示されているようなさまざまなステークホルダーとの協力や、経済社会システム全体の変革が必要であると考えています。このように、NRIグループと、GXリーグ基本構想の目指す方向性が合致するとの考えから、賛同の表明に至りました。NRIグループはこれから、社会全体の成長とカーボンニュートラルの両立や、多くの顧客企業のGXの実現に向けて、コンサルティングサービスやITソリューションを提供していく方針です。

NRIグループは、「未来創発」の企業理念の下、さまざまなステークホルダーの皆さまと共に、気候変動問題をはじめとした社会課題の解決を通じて、持続可能な未来社会づくりに貢献していきます。

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  GXリーグ：2050年のカーボンニュートラル実現を見据えて、経済と環境の好循環を作り出す観点から、炭素中立社会にいち早く移行するための挑戦を行い、国際ビジネスで勝てる企業群を生み出すための産官学の仕組み。2022年2月１日に発表した「基本構想」を基に、GXリーグの本格稼働に向けた議論を2022年4月から開始。2022年度後半に実証実験を行い、2023年4月以降からの本格稼働を目指す。「GXリーグ基本構想」は、「GXリーグ」の実装に向けた詳細設計の議論と取組の実証を2022年度に進めていくために、「GXリーグ」がどのような世界観を目指し、どのような企業群と共に、どのような取組を、どのようなスケジュールで進めていくべきか、といった点についての基本的な指針を示したもの。
  経済産業省「GXリーグ基本構想」ウェブサイト
  https://www.meti.go.jp/policy/energy_environment/global_warming/GX-league/gx-league.html

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  NRIが2021年2月に策定した環境目標「温室効果ガス排出量を2030年度に72％削減（2013年度比）」：
  NRIニュースリリース　https://www.nri.com/jp/news/info/cc/lst/2021/0224_2

ご参考

■ NRIのサステナビリティに関する取り組み

ウェブサイト：https://www.nri.com/jp/sustainability

統合レポート：https://ir.nri.com/jp/ir/library/report.html

ESGデータブック：https://www.nri.com/jp/sustainability/library/back_number

サステナビリティブック：https://www.nri.com/jp/sustainability/library/back_number