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Web3時代のデジタルウォレット開発キット「Walletech」を提供開始

~ KDDIのαU walletへ導入~

2023/08/03

株式会社野村総合研究所

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株式会社野村総合研究所(以下「NRI」)は、Web3(ウェブスリー)時代に対応したデジタルウォレット開発キット「Walletech(ウォレテック)」(以下、本キット)を2023年3月に提供開始し、KDDI株式会社(以下「KDDI」)へ初めて導入しました。

本キットは、企業向けのソフトウェア開発キットであり、導入することで企業は様々な情報を信頼性・安全性を高く保ちつつ連携させ、加えてNFT(非代替性トークン)および暗号資産の取り扱いもできるデジタルウォレットを、スピーディに構築することができます。SSI(自己主権型ID)1、NFT購入/管理、 暗号資産送金の機能を全て備えた「統合型デジタルウォレット」(以下「統合型ウォレット」)を開発できる点が、本キットの特長です。

Web3時代に必要な機能を提供し、統合型ウォレットの開発を可能に

本キットで提供する機能は、以下の4つです。

  • DID(分散型ID)2モジュール
    ユーザーが自身の個人情報を持ち運び可能な形にしてデジタルウォレットに格納し、必要に応じて格納した個人情報をサービスへ提示できるようにする
  • NFTモジュール
    マーケットプレイス(インターネット上の取引市場)でNFTを購入し、購入したNFTをウォレットへ入庫できるようにする
  • 暗号資産モジュール
    暗号資産取引所で購入した暗号資産をウォレット内に格納し、指定アドレスへ送金できるようにする
  • バックアップモジュール
    秘密鍵に秘密分散3処理を行い、秘密鍵を含めたアカウント情報をバックアップする

図:Walletechが提供する機能(イメージ)

出所)野村総合研究所

安心・安全・簡単にWeb3の世界を楽しめるKDDIの次世代ウォレット事業に貢献

NRIは本キットを用いて、KDDIデジタルデザイン株式会社4と共同で、KDDIによるデジタルウォレット「αU wallet」の構築を支援しました。

KDDI株式会社 パーソナル事業本部 マーケティング統括本部 ライフデザインプラットフォーム部長
菊池 浩隆様からのコメント:

KDDIはWalletech(ウォレテック)を利用して、2023年3月7日からαU wallet(アルファユーウォレット)を提供しています。NRI様のグローバルでの最新動向リサーチ力と業界屈指の開発力、さらには堅牢なセキュリティ対応を期待してαU walletの開発パートナーになっていただきました。KDDIはαUブランドを通じて誰もが安心・安全・簡単にWeb3の世界を楽しめるコンテンツ・サービスを提供していきます。NRI様のWalletechとαU walletがともに進化していけるよう一緒に取り組んでいければ幸いです。

本キットの提供を通じ、日本発のデジタルインフラ作りへ貢献

また、本キットは、NRIグループが参画しているOpenID Foundation5でのプロトコル(規格)に関する議論に準拠しています。そのため、従来、IdP/RP6としてサービスを提供している企業も、本キットを導入することで、最新のプロトコルを反映したWeb3サービスに参入しやすくなります。

今後、本キットに関して、メタバースやNFTマーケット、暗号資産決済等、Web3サービスに関連する機能を、順次拡張していく予定です。NRIは、本キットの提供を通じ、日本発のデジタルインフラ作りに貢献していきます。

  • 1  

    SSI(自己主権型ID):Self-Sovereign Identityの略。管理主体が介在することなく、個人が自分のアイデンティティ(属性情報の集合体)をコントロールできるようにする、という考え方。

  • 2  

    DID(分散型ID):Decentralized Identityの略。分散型台帳技術などを用いてIDを管理することで、デジタルアイデンティティが特定の管理主体への依存度を下げることを目指す考え方。

  • 3  

    秘密分散:データを、それ自体は意味の持たない、いくつかの分散片に分けて秘匿化する技術。データの復元には、分散片を集めることが必要となる。秘密分散には、株式会社ZenmuTechのモジュールを利用。

  • 4  

    KDDIデジタルデザイン株式会社: https://www.k-digitaldesign.com/profile/

  • 5  

    OpenID Foundation:OpenID テクノロジーの有効化・促進・保護に取り組んでいる個人および企業の非営利国際標準化組織。OpenIDとは、ユーザーの識別情報を、管理主体の異なるシステムやサービス間で共通して使える連携方式を定めたプロトコルです。

  • 6  

    IdP/RP:IdPはIdentity Provider、RPはRelying Partyの略。サービスプロバイダーであるRPは、管理主体であるIdPに認証を委託し、その認証情報を信頼して、ユーザーにサービスを提供します。

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株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 六反、竹尾
TEL: 03-5877-7100
E-mail: kouhou@nri.co.jp

本サービスに関するお問い合わせ

株式会社野村総合研究所 通信プラットフォームビジネス部 河津、村田
E-mail: nrid-digital-wallet@nri.co.jp