株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長 兼 社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、2022年12月9日、世界的なESG投資指標である「Dow Jones Sustainability Indices(以下DJSI)」の「World Index(以下DJSI World)」の構成銘柄として、5年連続で選定されました。また、同時に、アジア・太平洋地域の企業で構成される「DJSI Asia Pacific Index」銘柄にも、7年連続で選定されました。
DJSIは、米国S&Pダウ・ジョーンズ社が毎年公表するサステナビリティに関する株式指標で、環境・社会・ガバナンス/経済の3つの側面から企業の持続可能性(Sustainability)を評価するものです。2022年は、世界の大手企業約3,500社の中から、332社(うち、日本企業は36社)がDJSI Worldに選定され、NRIが属する「情報技術サービスおよびインターネットソフトウェア・サービス」分野からは10社(うち、日本企業は3社)が選定されました。
NRIは、「ガバナンス/経済面」では情報セキュリティやイノベーションに関する取り組み、「環境面」ではTCFD 1 シナリオ分析による財務インパクトの算出、「社会面」では社会関連データの外部保証取得の拡充 2 や、Gender pay gap(男女間賃金格差)を含む人材データの詳細分析結果の開示・人材育成に関する投資金額や能力開発時間などが高い評価を得ました。
NRIグループは、中期経営計画(2019-2022)で「価値共創を通じた社会課題の解決」をうたっています。より具体的には、「新たな価値創造を通じた活力ある未来社会の共創」「社会資源の有効活用を通じた最適社会の共創」「社会インフラの高度化を通じた安全安心社会の共創」という3つの社会価値の共創を中核に事業を推進していくことを定めるとともに、中期経営計画の実現に向けてグループの力を注いできました。今後も社会課題の解決を通して、持続可能な社会の実現と持続的な企業価値の向上の両立を目指していきます。
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1
TCFD:気候関連財務情報開示タスクフォース(Task Force on Climate-related Financial Disclosures)の略。
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2
外部保証:統合レポート、ESGデータブック等に掲載される温室効果ガス(GHG)排出量をはじめとする環境データ、従業員やダイバーシティ、品質や安全を含む社会性データに対する、独立した第三者による保証を指す。
参考
NRIの社外からの評価
DJSI Worldを含め、NRIは複数のグローバルなESG投資指標や格付などで銘柄が採用されています。
ESG投資指標や格付 | 実績 |
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Dow Jones Sustainability World Index | 2018年から5年連続で構成銘柄に採用 |
Dow Jones Sustainability Asia Pacific Index | 2016年から7年連続で構成銘柄に採用 |
MSCI ACWI ESG Leaders Index | 2016年から7年連続で構成銘柄に採用 |
FTSE4Good Developed Index | 2006年から17年連続で構成銘柄に採用 |
MSCIジャパンESGセレクト・リーダーズ指数 | 2017年から6年連続で構成銘柄に採用 |
MSCI日本株女性活躍指数(WIN) | 2017年から6年連続で構成銘柄に採用 |
FTSE Blossom Japan Index | 2017年から6年連続で構成銘柄に採用 |
FTSE Blossom Sector Relative Index | 2022年から構成銘柄に採用 |
S&P/JPXカーボン・エフィシェント指数 | 2018年から4年連続で構成銘柄に採用 |
SOMPOサステナビリティ・インデックス | 2012年から11年連続で構成銘柄に採用 |
CDP | 2019年度から4年連続で「CDP Aリスト」に認定 |
NRIのサステナビリティに関する取り組み
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