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ニュースリリース

「NRI学生小論文コンテスト2017」の入賞者を決定

~全国の大学生・高校生が、「地方が直面する課題の解決」に取り組む~

2017/12/22

株式会社野村総合研究所

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株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、「地方の課題をイノベーションで解決する。」をテーマとした、「NRI学生小論文コンテスト2017」の最終審査を、本日NRI本社で行いました。大学生・高校生の両部門を合わせて1,767作品の応募があり、厳正なる審査の結果、大賞、優秀賞、特別審査委員賞あわせて10作品が選出され、引き続いて表彰式が行われました。


審査は、(1)事務局による「予備審査」、(2)NRIグループの社員による「一次審査」、(3)池上彰氏(ジャーナリスト、名城大学教授、東京工業大学特命教授)・最相葉月氏(ノンフィクションライター)・岩田徹氏(いわた書店社長)の3名を特別審査委員に迎えた「論文審査会」、(4)論文審査会メンバにNRI役員を加えた「プレゼン審査」の4段階を経て行っています。
今年から審査段階を一つ追加し、最終段階で論文執筆者によるプレゼンテーションを行った上で入賞者を決定する「プレゼン審査」を行うことになりました。なお、プレゼンテーションの様子は、後日、野村総合研究所のYouTubeアカウントに掲載する予定です。

 

 

【11月20日(月)に行われた論文審査会の様子】

 

入賞論文タイトルおよび入賞者

 

【大学生の部】

大賞

建設前から始めるインフラツーリズム戦略 ~インフラ総建て替え時代への提言~
山崎 優斗(やまさき ゆうと)さん (立命館大学 経済学部2年)
三宅 浩太 (みやけ こうた)さん (立命館大学 経済学部2年)


優秀賞

IT人材育成型スマートスクールタウン構想 ~ずっとここで暮らせる街づくり
木田 夕菜(きだ ゆうな)さん (鹿児島大学 法文学部2年)


鹿児島の医療業に現場起点型病院経営イノベーションを!
榎園 乃里恵(えのきぞの のりえ)さん (鹿児島大学 法文学部4年)
松田 優太朗(まつだ ゆうたろう)さん (鹿児島大学 法文学部2年)


特別審査委員賞

コンパクトシティ実現へ向けた公共ライドシェアリング
仁科 慎也(にしな しんや)さん(慶應義塾大学 経済学部4年)


地方が外国人学生にとっての「第二の故郷」になることを目指して
~「日本ふるさとプロジェクト」の全国的実施による新しい可能性の創出~

中島 大地(なかしま だいち)さん(一橋大学大学院 言語社会研究科2年)

 

奨励賞 9作品※

 

【高校生の部】

大賞

おじいちゃん☆おばあちゃんGO
――多様性を維持し持続的イノベーションを促す主体的な取り組み――

堤 ともか(つつみ ともか)さん (明秀学園日立高等学校2年)


優秀賞

「夕張メロン科」――地方と若者の挑戦
柳沼 千夏(やなぎぬま ちなつ)さん (立命館慶祥高等学校3年)


北海道日高地方に見る一次産業の存続
宮本 晏寿(みやもと あんじゅ)さん (都立国際高等学校2年)


特別審査委員賞

文化を地方から世界へ ~互いを理解し合う劇で世界をもっとよくしよう!~
長谷川 その香(はせがわ そのか)さん (宮城県宮城野高等学校 1年)


ユニット港湾“パズル港”による災害支援
吉田 尭史(よしだ たかし)さん (久留米工業高等専門学校 2年)


奨励賞 20作品※

 

※奨励賞受賞者については、以下をご参照ください。
https://www.nri.com/jp/news/event/lst/2017/cc/sustainability/contest/result

 

小論文コンテストに込めた想い

このコンテストは、NRIがCSR(企業の社会的責任)活動の重点テーマとして掲げる「次世代の社会を担う人づくり支援」の一環として、2006年から毎年開催しており、今回で12回目となります。これからの社会を担う若者に、日本や世界の未来に目を向け、考える機会を提供することを目的にしています。
今回は、震災復興をはじめ、労働力の減少や産業の衰退といった多くの深刻な課題を抱える地方を対象に、課題解決のビジョンを描き、それを実現するための革新的な考え方や手法(イノベーション)を真剣に考えてもらいたいとの想いから、「地方の課題をイノベーションで解決する。」というテーマを設定しました。
審査委員による総評ならびに、各入賞論文の評価ポイントについては、【ご参考】をご覧ください。

 

ご参考

●審査委員による総評

Share the Next Values!「地方の課題をイノベーションで解決する。」というメインテーマ、および「震災復興」「地方創生」「地方の産業改革」というサブテーマを設けた今回のコンテスト。高校生や大学生の若い皆さんが、わが国の地方が直面する課題に対して、どんな革新的な考え方や手法<イノベーション>を使って解決に導く提案をしてくれるのかと、大きな期待をもって審査にあたりました。
今回の特徴として、大学生の作品には、自らの問題意識をもとに課題解決に取り組む真面目な姿勢が感じられたことが印象的でした。高校生の作品には、自分の住む地域をなんとか元気にしたいという強い思いがあふれ、地に足のついた力強い提案が多く見られ、頼もしく感じました。
応募作品に取りあげられたテーマはバラエティに富み、高校生や大学生の皆さんの問題意識の多様性が表れていました。その中に、地方の抱える課題に対して、従来の価値観を大きく転換させ、地方の未来のために新しい視点を提示している作品が見られたことを大変嬉しく思います。今回のコンテストでは、そのような作品を入賞論文に選びました。

 

●各入賞論文の評価ポイント

 

【大学生の部】

大賞

建設前から始めるインフラツーリズム戦略 ~インフラ総建て替え時代への提言~
山崎 優斗(やまさき ゆうと)さん (立命館大学 経済学部2年)
三宅 浩太 (みやけ こうた)さん (立命館大学 経済学部2年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
身近なところにあるインフラ設備を機能論だけで捉えず、景観美やストーリー性、エンタテインメント性を持たせることで総合的価値を引き上げ、インフラツーリズムを地方創生の要にしようと提言。インフラツーリズムに適した施設にするための具体策も興味深く、地方の観光ビジネスの可能性を示唆している点を高く評価した。汎用性も高く、各地の老朽化したインフラ施設の整備にあたる際にも重要な視点であるとして、審査委員の評価を集めた。


優秀賞

IT人材育成型スマートスクールタウン構想 ~ずっとここで暮らせる街づくり
木田 夕菜(きだ ゆうな)さん (鹿児島大学 法文学部2年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
若者が地方から流出することを抑制し、魅力的な進学先・就職先を作りたいという、筆者の強い思いが心に響いた。IT人材の将来の不足を踏まえて、小学校・中学校・高校にITを正式科目として導入し、戦略的に人材育成を図るという考え方には審査委員の共感が集まった。文章力や論理展開力に優れ、コンセプトと解決策の記述も具体性に富んでいて興味深い。実現可能性の高さから全国展開への期待感を持った。


優秀賞

鹿児島の医療業に現場起点型病院経営イノベーションを!
榎園 乃里恵(えのきぞの のりえ)さん (鹿児島大学 法文学部4年)
松田 優太朗(まつだ ゆうたろう)さん (鹿児島大学 法文学部2年)

<サブテーマ:地方の産業改革>
(評価のポイント)
鹿児島の医療業の現状を病院経営の現場から捉え直し、聞き取り調査やデータを駆使して鋭く分析している。経営者起点型と現場起点型という視点から、経営資源として「時間」という概念を切り出し、施設デザインという解決策につなげていく問題解決の手法が独創的である。論文としての完成度も高く、同様の課題を抱える他の業態に汎用性があるとして、高い評価を得た。


特別審査委員賞

コンパクトシティ実現へ向けた公共ライドシェアリング
仁科 慎也(にしな しんや)さん(慶應義塾大学 経済学部4年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
地方の人口減少に伴いコンパクトシティ化が進むなか、公共サービスが十分受けられないエリアが拡大せざるを得ない状況下で、公共ライドシェアリングに着目。運用方法や会員システム、公的施設との連携など、郊外部の公共ライドシェアリングの実現方策を検討する姿勢や、地域の抱える問題を解決しようとする視点とアプローチが評価された。


特別審査委員賞

地方が外国人学生にとっての「第二の故郷」になることを目指して
~「日本ふるさとプロジェクト」の全国的実施による新しい可能性の創出~

中島 大地(なかしま だいち)さん(一橋大学大学院 言語社会研究科2年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
日中学生交流プロジェクトへの参加体験にもとづき、地方の魅力と可能性に着目。「人」との交流に主眼を置いた、外国人学生の短期滞在プログラム「日本ふるさとプロジェクト」を提案している。市民レベルでの故郷と友人づくりが地方活性化と国際交流、ひいては世界の平和につながるという視点は、日中韓、北朝鮮問題を抱えるいま、説得力があり、審査委員の共感を集めた。

 

 

【高校生の部】

大賞

おじいちゃん☆おばあちゃんGO
――多様性を維持し持続的イノベーションを促す主体的な取り組み――

堤 ともか(つつみ ともか)さん (明秀学園日立高等学校2年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
まず、地方にとって経済活性化が真の幸せか、と問う筆者の発想の転換に目を開かされた。地方において持続的なイノベーションを起こす源泉は人の多様性であり、人を知ることが大切であるという主張が力強い。高齢者を地域資源と捉え、子供たちの取材によって電子版タウンペーパー「おじいちゃん☆おばあちゃんGO」を作り、地域のコミュニケーション促進につなげようという提案は独創性にあふれ、高い評価を集めた。時流のサービスをもじったネーミングも秀逸。教育のあり方や地域社会のあり方までも考えさせられる提案である。


優秀賞

「夕張メロン科」――地方と若者の挑戦
柳沼 千夏(やなぎぬま ちなつ)さん (立命館慶祥高等学校3年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
夕張市だからこそできることに着目し、産業基盤としての夕張メロンをさらに発展させるために、普通高校に「夕張メロン科」を新設して人材育成することを提案。夕張メロンに一点集中する視点には、シンプルながら地域再興へのリアリティと力強さが感じられる。カリキュラムや学校形態に関する検討も具体的で、後継者不足に悩む国内の特産物において全国展開が期待できる。日本の未来の縮図として夕張を背負っていこうとする筆者の志の高さも評価を押し上げた。


優秀賞

北海道日高地方に見る一次産業の存続
宮本 晏寿(みやもと あんじゅ)さん (都立国際高等学校2年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
後継者不足や担い手の高齢化といった軽種馬産業の抱える課題をよく調べ、意欲のある中学生・高校生に対する体験型後継者教育という提案につなげている。競走馬の生産牧場での実体験に基づく提案には迫力と納得感がある。北海道の産業育成を支える提案として実現への期待感を抱かせ、未来に残したい他の一次産業や職業に対する後継者育成制度として汎用性も高い


特別審査委員賞

文化を地方から世界へ ~互いを理解し合う劇で世界をもっとよくしよう!~
長谷川 その香(はせがわ そのか)さん (宮城県宮城野高等学校 1年)

<サブテーマ:地方創生>
(評価のポイント)
「地方に住みながら首都圏の文化を一方的に享受している」という問題意識をベースに、地方創生の手段として「演劇」による文化教育に着目した点がユニーク。地方文化への「理解」、地方からの文化の「発信」、地域間の「交流」という3つのサイクルを演劇というツールを活用して実現したいという提案が斬新である。演劇を使った文化教育は実現可能性が高く、教育メソッドを世界に広げていくことで異文化交流を深めたいという筆者の熱い想いにも心動かされた。


特別審査委員賞

ユニット港湾“パズル港”による災害支援
吉田 尭史(よしだ たかし)さん (久留米工業高等専門学校 2年)

<サブテーマ:震災復興>
(評価のポイント)
東日本大震災に学び、予期される首都直下型地震・南海トラフ地震に備え、海からの災害支援を効率的かつ迅速に行える移動可能な港湾“パズル港”を提案。ユニット式の部材や高波対策として自働的に水没させるシステムなどのアイディアは独創的で、地方の災害復興にとどまらず、海外への輸出や災害支援まで見据えている点にも視野の広さが感じられる。二次審査に残った論文の中で唯一の「震災復興」をテーマにした作品としても、審査委員の評価を集めた。


 

●コンテストの概要

 

 

  • タイトル:

    NRI学生小論文コンテスト2017

  • 主催:

    株式会社野村総合研究所

  • 募集期間:

    大学生の部 2017年7月3日(月)~9月4日(月)

    高校生の部 2017年7月3日(月)~9月11日(月)

  • 対象:

    全国の大学院生、大学生、高校生

  • メインテーマ:

    Share the Next Values!「地方の課題をイノベーションで解決する。」

  • サブテーマ:

    ①震災復興、②地方創生、③地方の産業改革の3つから1つを選択

  • 審査のプロセス:

    (1)事務局による予備審査

    (2)NRIグループ社員による一次審査

    (3)論文審査委員による二次審査(論文審査)

    (4)最終審査委員による最終審査(プレゼン審査)

    ※プレゼン審査以外の審査プロセスは、応募者の学校名・名前などの属性を秘匿したうえで、厳正に行っています。

  • 論文審査委員:

    審査委員長  桑津浩太郎(NRI研究理事)

    特別審査委員 池上彰氏(ジャーナリスト、名城大学教授、

           東京工業大学特命教授)

           最相葉月氏(ノンフィクションライター)

           岩田徹氏(いわた書店社長)

    NRI社員4名の計8名

  • 最終審査委員:

    論文審査委員、NRI役職員など計10名

  • 賞金:

    【大学生の部】
    大賞50万円、優秀賞および特別審査委員賞25万円、敢闘賞10万円、奨励賞5万円

    【高校生の部】
    大賞30万円、優秀賞および特別審査委員賞15万円、敢闘賞6万円、奨励賞3万円

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お問い合わせ

ニュースリリースに関するお問い合わせ


株式会社野村総合研究所 
コーポレートコミュニケーション部 潘
TEL:03-5877-7100
E-mail: kouhou@nri.co.jp

コンテストに関するお問い合わせ


株式会社野村総合研究所
「NRI学生小論文コンテスト2017」事務局 松本、本田
TEL:03-5877-7555
E-mail: contest2017@nri.co.jp

 

 

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