株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、企業の 役職員を対象として、デジタル技術の理解・浸透・活用を促し、デジタルトランスフォーメーション(以下「DX」)を実現するための研修パッケージ「DiMiX(Digital Mind Transformation/ディミックス)」を、日立造船株式会社(本社:大阪府大阪市、取締役会長兼社長:谷所 敬)での実施を皮切りに提供を開始しました。
「DiMiX」提供の背景
経営環境の急速な変化と技術革新が進む中、企業においてはビジネスモデルやビジネスプロセスを、デジタル技術で進化させていくDXの推進が求められています。DXを具体的に進めていくためには、関係する全ての役職員が、既存の事業および業務経験に基づく考え方からの転換を図り、DXがもたらす新たな可能性を理解し、「自分事」として業務に活用するよう、主体的に取り組むことが必要です。一方、企業においては、デジタル技術を理解し、業務に活用したり、新しいアイデアを生み出したりできる人材や、DXの必要性を社内に伝播できる人材の不足が課題となっており、「DiMiX」はこの課題解決を支援します。
「DiMiX」の特長
「DiMiX」では、「理解・動機づけ」「体験」「実践」の3つのセッションを通じて、役職員にDXの理解と活用を促します。受講者は、一方通行の座学に終わることなく、業種・業態にあわせて、デジタル技術の活かし方からDXによって得られるメリットや成果まで、リアルにイメージできるようになります。
- セッション1「理解・動機づけ」
デジタル技術の進展とデジタル化によって変わる産業の未来像を学習します。DXの必要性や有効性を知ることを通じて、DXに関する知識が日々の業務に欠かせないことを理解します。
学習内容は、「DiMiX」を採用する企業の業種・業態にあわせて、NRIがカスタマイズします。 - セッション2「体験」
モーションキャプチャー、ウェアラブル端末、VR/ARなど、最先端のデジタルツールを用いたビジネスシーンの変革を体験することで、デジタル技術の利用イメージを具体化していきます。 - セッション3「実践」
デジタル技術の導入や活用を通じて、日々の業務における課題解決や顧客への提案力の向上などをロールプレイ形式の演習で行います。身近なところからDXが実践可能であることを体験し、デジタル技術の活用を「自分事」として推進できるようになることを目指します。
NRIはこれからも、導入しやすく早期に効果が期待できる様々なソリューションを通じて、企業におけるDX推進を支援していきます。
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