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野村総合研究所、「サステナブルな未来」に向けた提案を7月から募集

~ 14回目となる「NRI学生小論文コンテスト2019」を開催 ~

2019/05/10


株式会社野村総合研究所

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株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、大学生、高校生を主な対象にした「NRI学生小論文コンテスト2019」を開催します。本コンテストは、若い世代に自ら未来を切り拓いてもらいたいとの思いから、社会のあるべき姿とその実現に向けた施策を考えてもらう目的で開催しており、本年で14回目となります。
今年は、「サステナブル未来予想図 ~豊かで活力ある未来のために~」をテーマに募集します。昨年に引き続き、論文審査を通過した学生によるプレゼンテーションも審査対象とした上で、受賞者を決定します。

今年のテーマは、「サステナブル未来予想図 ~豊かで活力ある未来のために~」

デジタル化と社会的な価値観の変化を現わす動きの一つとして、様々なビジネスが、従来の「モノづくり」から「サービスとして提供する」形に変化してきています。そして、デジタル化とともに大量に収集されるデータや、それを人工知能(AI)で分析して人々のニーズに合わせて提供するサービス「aaS」(アズ・ア・サービス)が普及するとみられています。一例として、Uberに代表されるライドシェアサービスは、「MaaS」(モビリティ・アズ・ア・サービス)と呼ばれています。
デジタル化が進む経済・社会では、大量のデータをいかに価値や人々の幸せに結び付けるかという工夫が重要になります。特に「aaS」においては、製品やサービスを提供する側が、モノ起点ではなく、サービスを受ける顧客を起点としてビジネスを発想することが重要です。
これらのことを踏まえ、NRIでは本コンテストを通じて、若者に新しい技術や考え方を取り込みながら、サービスを受ける顧客の立場でサステナブルな未来につながる取り組みを考えてもらうことを狙いとして、今回のテーマを設定しました。

最終審査での「プレゼンテーション」が好評

論文審査は、独自性や鋭い視点を持った問題提起と、広い視野で実現性の高い解決策を提案した論文を高く評価するために、「問題発見力」「問題解決力」「文章力」の3つの観点から行います。
さらに、論文審査を通過した学生には、最終審査会でプレゼンテーションを行ってもらい、その資料や発表も採点した上で、受賞作品を決定します。3年目を迎えるプレゼンテーションは、学生にも審査員にも好評で、当コンテストには欠かせないものとして定着してきました。

コンテストの詳細は、http://www.nri.com/jp/news/event/lst/cc/sustainability/contestをご覧ください。

NRIは、本コンテストが若者を含む幅広い世代に、日本の未来を考えるきっかけとなってほしい、と考えています。


ご参考

●「NRI学生小論文コンテスト」開催の主旨

NRIは、「未来創発 ―Dream up the future. ―」という企業理念のもと、未来社会のパラダイムを洞察し、その実現を担うことを使命としています。この一環として、これからの社会を担う若い世代の方々に、日本や世界の未来に目を向け、考える機会を持っていただこうと、2006年から「NRI学生小論文コンテスト」を開催しています。NRIは、コンテストで入賞した若い世代からの提案を、広く社会に公表することによって、若者を含む幅広い世代が、日本と世界の未来を考えるきっかけにしてほしいと考えています。

●募集要項

1.募集テーマ
「サステナブル未来予想図 ~豊かで活力ある未来のために~」

[背景]
人類に繁栄をもたらしてきた技術革新と経済成長が、人々の生存や活動の基盤となる地球や社会に、深刻な被害をもたらしつつあります。世界中で、激甚自然災害の多発、貧富の差の拡大、政情不安やテロの増大等が生じていることは、その表れと言えます。
毎年、世界のリーダーや有識者が集まって、スイスのダボスで開催される世界経済フォーラムでも、「脱炭素」「ダイバーシティ&インクルージョン(多様性と包括)」「サーキュラー・エコノミー(循環型経済)」等が近年の重要テーマとして議論されています。
今、世界では、経済活動に伴って発生する社会課題を抑制し、社会・環境への配慮を経済合理性に繋げることで、人類の生存や様々な活動の基盤を守ることが求められています。そのような動きを、「サステナビリティ(持続可能性)の重視」や「サステナブル(持続可能)な社会を目指す活動」と呼んでいます。
一方で、かつての蒸気機関車や飛行機の登場のような、ディスラプション(破壊的イノベーション)が産業構造の変革を起こし、経済成長の大きな核となると言われています。近年、この主軸となっているのは、「デジタル化の進展」と「社会的な価値観の変化」です。これらディスラプションの基となる変化要因を上手に取り込んで、サステナブルな地球社会を構築していかなくてはなりません。

[テーマ設定]
デジタル化と社会的な価値観の変化を現わす動きの一つとして、様々なビジネスが、従来の「モノづくり」から「サービスとして提供する」形に変化してきています。
例えば、カーシェアリングというサービスは、自動車を個人で所有するものから、使いたいときに使いたい人が利用する移動手段というサービスに変えました。このように、多くの人がものをシェアして利用する仕組みを「シェアリング・エコノミー」と呼びます。資源の無駄をなくし、環境にも優しい取り組みであることから、前述の「サーキュラー・エコノミー」にも繋がると考えられています。
さらに、デジタル化とともに大量に収集されるデータや、それを人工知能(AI)で分析して人々のニーズに合わせて提供するサービス「aaS」(アズ・ア・サービス)が普及するとみられています。
例えば、Uberに代表されるライドシェアサービスは、膨大な利用者の位置情報と移動ニーズを、サービス提供を行う多数の車の位置情報とリアルタイムでマッチングさせることにより、手軽に移動を実現するモビリティ・アズ・ア・サービス(MaaS)の一形態を提供しています。
デジタル化が進む経済・社会では、大量のデータをいかに価値や人々の幸せに結び付けるかという工夫が重要になります。特に「aaS」においては、製品やサービスを提供する側が、モノ起点ではなく、サービスを受ける顧客の起点でビジネスを発想することが重要です。
皆さんも、新しい技術や考え方を取り込みながら、サービスを受ける顧客の立場で、サステナブルな未来につながる取り組みを考えてみてください。
皆さんが大人になっても、かわらぬ暮らしやすい地球で過ごしていけるように、皆さんが心に描くサステナブルな未来予想図を提案してください。

2.募集部門
【大学生の部】

字  数:4,500~5,000字(別途、400字程度の要約をつけてください)
応募資格:日本国内の大学院、大学、短大、高等専門学校(4~5年)に在籍している学生で、2019年7月1日時点で27歳以下の、個人またはペア(ペアの相手は、「大学生の部」「高校生の部」いずれかの応募資格者であること)。
※1:大学進学をめざして勉強している大学受験資格を持つ学生の方は、大学生の部にご応募ください。
※2:日本国内の大学院、大学、短大、高等専門学校(4~5年)、日本語学校に在籍している留学生で、2019年7月1日時点で30歳以下の方は、大学生の部にご応募ください。
賞  :大賞 1作品(賞金50万円)、優秀賞 1作品(賞金25万円)、
奨励賞 数作品(賞金5万円)

【高校生の部】

字   数:2,500~3,000字(別途、200字程度の要約をつけてください)
応募資格:日本国内の高校、高等専門学校(1~3年)に在籍している学生で、2019年7月1日時点で20歳以下の、個人またはペア(ペアの相手は、「高校生の部」の応募資格者であること)。
賞  :大賞 1作品(賞金30万円)、優秀賞 2作品(賞金15万円)
奨励賞 数作品(賞金3万円)

3.応募にあたっての留意事項

  • 応募いただく論文は、日本語で執筆された、自作で未発表のものに限ります。
  • 論文の字数制限は本文を対象とし、「タイトル」や「出所の記載」「注釈・凡例」「参考文献一覧」などは字数に含みません。
  • 論文の中で、他の著作物を引用される場合は、その箇所を明記するとともに、論文の最後に出所を記載してください。
  • 図表の数は5つ以内としてください。
  • 野村総合研究所(以下、NRI)指定の応募用紙(「4.応募方法」参照)を使っていないもの、論文に独自のタイトルや要約がないものは審査対象外になります。
  • 論文審査を通過して最終審査に残った方には、資料準備の上で、2019年12月20日(金)の最終審査会でプレゼンテーションを行っていただきます。当日の交通費、および遠方などの理由で事務局が必要と判断した方の宿泊費は、NRIが負担します。
  • 他のコンテストなどに同内容の論文を多重応募することは禁止とします。
  • 入賞した論文の著作権はNRIに帰属します。
  • 入賞した論文のタイトルと入賞者の氏名・学校名・学年を公表させていただくこと、および最終審査会のプレゼンテーションの様子をYouTubeで公開させていただくことをご了承ください。
  • 過去の当コンテストで入賞経験のある方は応募をご遠慮ください。
  • NRI グループ社員の家族は応募できません。

4.応募方法

末尾にある「コンテストホームページ」でテーマ詳細や応募要項を確認の上、「応募用紙」をダウンロードし、必要事項と論文(本文、要約)を記入して、以下のいずれかの方法でお送りください。応募用紙は、5月下旬ごろに公開予定です。
A.「コンテストホームページ」の応募画面からオンラインで送信する
B.CD-Rに保存の上、コンテスト事務局に郵送する(CD-Rは返却いたしません。)

5.募集期間

【大学生の部】   2019年7月1日(月)~9月5日(木)
【高校生の部】   2019年7月1日(月)~9月12日(木)

  • オンライン送信:締切日当日24時までに事務局で受信したものが有効
  • 郵送     :締切日までの消印が押されたものが有効

6.審査方法

NRIグループの社員による一次審査の後、NRI未来創発センター長の桑津浩太郎研究理事を委員長、ジャーナリスト・名城大学教授・東京工業大学特命教授の池上彰氏、ノンフィクションライターの最相葉月氏の2名を特別審査委員、NRI社員数名を審査委員とする審査委員会による論文審査を行い、最後に論文審査を通過した方によるプレゼンテーションで受賞作品を決定します。
審査は、学校名や氏名などの応募者属性を秘匿し、厳正に行います。

【審査のポイント】

  • 各論文は、「問題発見力」「問題解決力」「文章力」の3つの観点から審査
  • 独自性や鋭い視点を持った問題提起、視野の広い解決策の提案を高く評価
  • 論文審査を通過した方によるプレゼンテーション

7.最終審査会・表彰式

2019年12月20日(金)に最終審査会および表彰式を東京で開催します。

※コンテストの詳細は、「コンテストホームページ」(下記URL)をご覧ください。https://www.nri.com/jp/news/event/lst/cc/sustainability/contest

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お問い合わせ

ニュースリリースに関するお問い合わせ先


株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 十河、小松
TEL:03-5877-7100
E-mail: kouhou@nri.co.jp

コンテストに関するお問い合わせ先


株式会社野村総合研究所 「NRI学生小論文コンテスト2019」事務局 松本(伸)、本田
TEL:03-5877-7555
E-mail: contest2019@nri.co.jp