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ニュースリリース

野村アートアワード大賞受賞者を発表

~大賞はコロンビアのドリス・サルセド氏に決定~

2019/10/31

野村ホールディングス株式会社
野村不動産ホールディングス株式会社
株式会社野村総合研究所

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野村ホールディングス株式会社(代表執行役社長 グループCEO:永井浩二、以下「野村ホールディングス」)は、本日、野村アートアワード(以下「本アワード」)の協賛企業である野村不動産ホールディングス株式会社(代表取締役社長兼グループCEO:沓掛英二)と株式会社野村総合研究所(代表取締役会長兼社長:此本臣吾)とともに、上海において本アワードの大賞受賞者の発表と授賞式を行いました。

logo:野村アートアワード

大賞は、極めて優れた実績を有し、さらなる飛躍が期待されるアーティストに贈られるもので、これまでの功績を称えるとともに、新たな作品の制作に向けた活動を支援するため、賞金100万米ドルを授与します。

本アワードの初代大賞受賞者は、コロンビア共和国ボゴタ市に生まれ、現在も同市を拠点に活動するDoris Salcedo(ドリス・サルセド)氏に決定しました。政治的暴力や差別に対して芸術が持ちうる抵抗の力を表現する同氏は、彫刻やインスタレーションを通じて、展示空間を犠牲者追悼の場に変容させ、政治的・精神的な苦難を目に見える形にして記録し、観る者に強く訴えかけるアーティストです。

野村ホールディングス執行役員の池田肇は、「四半世紀にわたり、社会的に深い意味を持つ作品を世に送り出してきたドリス・サルセド氏に、本アワード創設初年度の大賞を授与できることを光栄に思います。審査員の皆様には、『“今”以上の“未来”』を目指し『変革と挑戦』に取り組む当社の企業理念を理解し、大賞にふさわしい受賞者を選定いただいたことに感謝いたします。アート界の先端で挑戦を続けるサルセド氏の、さらなる創作活動を支援できることを誇りに思うとともに、次作の完成を楽しみにしています。」と述べています。

サルセド氏は、「野村アートアワードの初代大賞に選ばれたことは嬉しい驚きでした。大変名誉に思うと同時に、大賞の名に恥じない創作活動への責任も感じています。これまで犠牲者や被害者の経験を悼む作品を創ってきましたが、私の作品は、長い時間をかけた入念な下準備と大勢の協力者が必要なため、資金的な負担が大きな足かせとなってしまいます。しかし今回の受賞によって、構想を描いていた次のプロジェクトに取り掛かる事が可能になりました。大賞に選んでくださった審査員の方々をはじめ、すべてのアワード関係者の皆様に感謝申し上げます。」とコメントしています。

本アワードの選考にあたっては、世界のアート界を代表する有識者7名が審査員を務めています。

(敬称略)

  • Doryun Chong
    (ドリュン・チョン)

    M+(エム・プラス)美術館(香港)副館長兼チーフキュレーター

  • Kathy Halbreich
    (キャシー・ハルブライヒ)

    ロバート・ラウシェンバーグ財団 エグゼクティブ・ディレクター

  • 長谷川 祐子

    東京都現代美術館 参事
    東京藝術大学 大学院国際芸術創造研究科 教授

  • Max Hollein
    (マックス・ホライン)

    メトロポリタン美術館(米国)館長

  • Nicholas Serota
    (ニコラス・セロタ)

    英国アーツ・カウンシル チェアマン
    テート美術館(英国)元館長

  • The late Okwui Enwezor
    (故 オクウィ・エンヴェゾー)

    キュレーター、芸術評論家、作家、エディター
    ハウス・デア・クンスト美術館(ドイツ)前館長
    ヴェネツィア・ビエンナーレ(2015年)キュレーター

  • Allan Schwartzman
    (アラン・シュワルツマン)

    アート・エージェンシー・パートナーズ 創業者兼プリンシパル
    サザビーズ ファインアート部門チェアマン

ニコラス・セロタ氏は審査員を代表して、「サルセド氏は、暴力によって愛する人を奪われた者の苦悩や、コロンビア内戦という悲劇を記憶に留めるため、30年以上にわたり彫刻やインスタレーション作品を創作してきました。彼女の作品が世界中の人の心に届くのは、暮らしの中にある日常の品々を素材に使って創作された作品に込められた深い思いに共感を覚えるからでしょう。」と述べています。

本アワードの賞金の使途として、サルセド氏は1999年から取り組んでいるシリーズ作品「Acts of Mourning(死を悼む行為)」(以下「本シリーズ」)の新タイトル制作を挙げています。このシリーズは、日時や場所・空間を特定して展示を行うことが大きな意味を持つ作品群で、時に1,000人以上が参加する大規模なプロジェクトであり、コロンビアの人々には内戦の辛い経験を乗り越える力を与えるものとなっています。

「Queberantos(ケブラントス/打ち砕く)」と名付けられた直近の作品は、殺害された大勢の社会活動家を追悼するため2019年6月10日にコロンビアの首都ボゴタ市のボリバル広場で制作されました。このように、これまで本シリーズはボゴタ市の中心街周辺で行われてきましたが、次作の制作地は内戦でより甚大な被害をうけたコロンビアの辺境地域が予定されています。

また、本アワードの賞金は、制作地の視察や被害者コミュニティとの関係構築と対話を通した構想づくりなど、プロジェクト実現のためのフィールドワークにも充てられる予定です。

アーティストの意欲的な創作活動、アート界でのチャレンジは、変革と挑戦を掲げる野村ホールディングスの理念に通じるものがあります。野村ホールディングスは本アワードの協賛企業とともに、今後も本アワードを通して文化・芸術の発展に貢献していきたいと考えています。

受賞者の紹介やイベントの模様は、以下の特設サイトで閲覧できます。
https://www.nomuraartaward.com/jp/

  • オブジェや装置を置いた室内や屋外など展示空間全体を作品として体験させる芸術
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野村ホールディングス(株) グループ広報部
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TEL:03-3278-0591