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野村総合研究所、「サステナブルな未来」に向けた提案を7月から募集

~ 15回目となる「NRI学生小論文コンテスト2020」を開催 ~

2020/05/12


株式会社野村総合研究所

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株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:此本 臣吾、以下「NRI」)は、大学生、高校生を主な対象にした「NRI学生小論文コンテスト2020」を開催します。本コンテストは、若い世代に自ら未来を切り拓いてもらいたいとの思いから、社会のあるべき姿とその実現に向けた施策を考えてもらう目的で開催しており、本年で15回目となります。

今年は、「サステナブル未来予想図 ~最適な社会の構築に向けて~」をテーマに募集します。昨年に引き続き、論文審査を通過した学生によるプレゼンテーションも審査対象とした上で、受賞者を決定します。

今年のテーマは、「サステナブル未来予想図 ~最適な社会の構築に向けて~」

NRI では最適な社会をつくるために、「社会にとって大切な資源(ヒト・モノ・カネ・知的財産など)を有効に活用して付加価値を生み出す力強い産業を育み、あらゆる人が暮らしやすい社会を目指す」ことを、企業経営の中核目標の一つに定めています。
現在の経済活動や消費活動は地球全体に大きな負担をかけており、将来世代の資源を消費してしまっています。これは「最適な社会」とは言えません。
この課題に対する解決策の一つとして、これまで個人等が所有をしていた様々なモノをシェア(共有)する「シェアリングエコノミー」が挙げられます。またAI(人工知能)を使って伝統技術を後世へ伝えていく活用法も研究がなされています。
「最適な社会」を構築していくためには、限りある資源を有効に活用・循環させる必要があります。サステナブルな未来を実現するために、キーワードの1つとなる「最適な社会の構築」に関して、皆さんからのオリジナリティある提案をお待ちしています。

最終審査での「プレゼンテーション」が好評

論文審査は、独自性や鋭い視点を持った問題提起と、広い視野で実現性の高い解決策を提案した論文を高く評価するために、「問題発見力」「問題解決力」「文章力」「斬新/大胆な発想力」の4つの観点から行います。
さらに、論文審査を通過した学生には、最終審査会でプレゼンテーションを行ってもらい、その資料や発表も採点した上で、受賞作品を決定します。4年目を迎えるプレゼンテーションは、論文の独創性をわかりやすくアピールする場として、学生にも審査員にも好評で、当コンテストには欠かせないものとして定着してきました。

コンテストの詳細は、https://www.nri.com/jp/news/event/lst/cc/sustainability/contestをご覧ください。

NRIは、本コンテストが若者を含む幅広い世代に、日本の未来を考えるきっかけとなってほしい、と考えています。


ご参考

●「NRI学生小論文コンテスト」開催の主旨

NRIは、「未来創発 ―Dream up the future. ―」という企業理念のもと、未来社会のパラダイムを洞察し、その実現を担うことを使命としています。この一環として、これからの社会を担う若い世代の方々に、日本や世界の未来に目を向け、考える機会を持っていただこうと、2006年から「NRI学生小論文コンテスト」を開催しています。NRIは、コンテストで入賞した若い世代からの提案を、広く社会に公表することによって、若者を含む幅広い世代が、日本と世界の未来を考えるきっかけにしてほしいと考えています。

●募集要項

1.募集テーマ
「サステナブル未来予想図 ~最適な社会の構築に向けて~」

みなさんの考える「最適な社会」とは、どのような社会でしょうか? NRIでは最適な社会をつくるために、「社会にとって大切な資源(ヒト・モノ・カネ・知的財産など)を有効に活用して付加価値を生み出す力強い産業を育み、あらゆる人が暮らしやすい社会を目指す」ことを、企業経営の中核目標の一つに定めています。なぜ、「最適な社会」を目指さなければならないのでしょうか?

世界は、多くの課題を抱えています。例えば、経済活動や人々の消費活動によって生じるCO2を吸収するために必要な生態系(牧草地、森林、海洋など)の総量を、地球の面積で表す指標がありますが、現在は地球1.7個分となっています。1人当たりの数値で見ると、日本は世界約190の国や地域の中で38番目に高く、中国の1.4倍にもなります。もし世界中の人が日本人と同様の生活を送った場合、CO2の吸収には地球が約3個必要になる計算です。このように、現在の経済活動や消費活動は地球全体に大きな負荷をかけており、将来世代の資源を消費してしまっているのです。これではとても「最適な社会」とは言えません。

近年、この課題に対する解決策の一つとして、「シェアリングエコノミー」が拡大しています。これは家などの「空間」、服や車などの「モノ」、知識などの「スキル」といった、さまざまなものをシェア(共有)するビジネスとして登場しています。このビジネスモデルは、「モノを所有する」よりも「必要な時に使えば良い」という人々の価値観の変化に支えられ、限られた資源を有効活用する有力な方法の一つとなっています。

テクノロジーの進歩も、解決策の例として挙げられます。生活に馴染みつつあるAI(人工知能)は、この先「最適な社会」に向けたサポートをしてくれるでしょう。一人ひとりの好みを学習し、商品などをレコメンドしてくれるAI等は既に身近な存在です。また、伝統技術の後継者不足という問題に対しては、技術者の手の動きや視線の動きなどをAIが学習することで、優れた技術を残していくという活用法も研究されています。これも社会にとって大切な資源を残すという意味で、テクノロジーを有効活用する方法の一つです。

「最適な社会」を構築していくためには、限りあるあらゆる資源を有効に活用・循環させる必要があります。みなさんが社会に出たとき、みなさんの子ども世代が大人になったとき、みなさんが実現すべきと考える「最適な社会」と、それに向けた取り組みを描いてください。

2.募集部門
【大学生の部】

字  数:4,500~5,000字(別途、400字程度の要約をつけてください)
応募資格:日本国内の大学院、大学、短大、高等専門学校(4~5年)に在籍している学生で、2020年7月1日時点で27歳以下の、個人またはペア(ペアの相手は、「大学生の部」「高校生の部」いずれかの応募資格者であること)。
※1:大学進学をめざして勉強している大学受験資格を持つ学生の方は、大学生の部にご応募ください。
※2:日本国内の大学院、大学、短大、高等専門学校(4~5年)、日本語学校に在籍している留学生で、2020年7月1日時点で30歳以下の方は、大学生の部にご応募ください。
賞  :大賞 1作品(賞金50万円)、優秀賞 1作品(賞金25万円)、
【新設】留学生特別賞 1作品(賞金25万円)、奨励賞 数作品(賞金5万円)

【高校生の部】

字   数:2,500~3,000字(別途、200字程度の要約をつけてください)
応募資格:日本国内の高校、高等専門学校(1~3年)に在籍している学生で、2020年7月1日時点で20歳以下の、個人またはペア(ペアの相手は、「高校生の部」の応募資格者であること)。
賞  :大賞 1作品(賞金30万円)、優秀賞 2作品(賞金15万円)、
奨励賞 数作品(賞金3万円)

3.応募にあたっての留意事項

  • 応募いただく論文は、日本語で執筆された、自作で未発表のものに限ります。
  • 論文の字数制限は本文を対象とし、「タイトル」や「出所の記載」「注釈・凡例」「参考文献一覧」などは字数に含みません。
  • 論文の中で、他の著作物を引用する場合は、その箇所を明記するとともに、論文の最後に出所を記載してください。
  • 図表の数は5つ以内としてください。
  • 野村総合研究所(以下、NRI)指定の応募用紙(「4.応募方法」参照)を使っていないもの、論文に独自のタイトルや要約がないものは審査対象外になります。
  • 論文審査を通過して最終審査に残った方には、資料準備の上で、2020年12月18日(金)の最終審査会でプレゼンテーションを行っていただきます。当日の交通費、および遠方などの理由で事務局が必要と判断した方の宿泊費は、NRIが負担します。
  • 他のコンテストなどに同内容の論文を多重応募することは禁止とします。
  • 入賞した論文の著作権はNRIに帰属します。
  • 入賞した論文のタイトルと入賞者の氏名・学校名・学年を公表させていただくこと、および最終審査会のプレゼンテーションの様子をYouTubeで公開させていただくことをご了承ください。
  • 過去の当コンテストで入賞経験のある方は応募をご遠慮ください。
  • NRI グループ社員の家族は応募できません。

4.応募方法

末尾にある「コンテストホームページ」でテーマ詳細や応募要項を確認の上、「応募用紙」をダウンロードし、必要事項と論文(本文、要約)を記入して、以下のいずれかの方法でお送りください。応募用紙は、5月下旬ごろに公開予定です。
A.「コンテストホームページ」の応募画面からオンラインで送信する
B.CD-Rに保存の上、コンテスト事務局に郵送する(CD-Rは返却いたしません。)

5.募集期間

【大学生の部】   2020年7月1日(水)~9月4日(金)
【高校生の部】   2020年7月1日(水)~9月11日(金)

  • オンライン送信:締切日当日24時までに事務局で受信したものが有効
  • 郵送     :締切日までの消印が押されたものが有効

6.審査方法

NRIグループの社員による一次審査の後、NRI未来創発センター長の桑津浩太郎研究理事を委員長、ジャーナリスト・名城大学教授・東京工業大学特命教授の池上彰氏、ノンフィクションライターの最相葉月氏の2名を特別審査委員、NRI社員数名を審査委員とする審査委員会による論文審査を行い、最後に論文審査を通過した方によるプレゼンテーションで受賞作品を決定します。
審査は、学校名や氏名などの応募者属性を秘匿し、厳正に行います。

【審査のポイント】

  • 各論文は、「問題発見力」「問題解決力」「文章力」「斬新/大胆な発想力」の4つの観点から審査
  • 事実や一般論の引用よりも、自分の意見・主張・解決策などにウェイトを置いて記述していること
  • 「無難な内容」よりも、「大胆な発想」に基づく論文であること
  • 論文審査を通過した方によるプレゼンテーション

7.最終審査会・表彰式

2020年12月18日(金)に最終審査会および表彰式を東京で開催します。

※コンテストの詳細は、「コンテストホームページ」(下記URL)をご覧ください。https://www.nri.com/jp/news/event/lst/cc/sustainability/contest

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お問い合わせ

ニュースリリースに関するお問い合わせ先


株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 玉岡、谷岡
TEL:03-5877-7100
E-mail: kouhou@nri.co.jp

コンテストに関するお問い合わせ先


株式会社野村総合研究所 「NRI学生小論文コンテスト2020」事務局 高橋、本田
E-mail: contest2020@nri.co.jp