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野村総合研究所とNRIネットコム、B2B事業のデジタルマーケティングを成功させる「ナーチャリングオンボード」サービスを開始
〜マーケティング戦略立案から情報システム、コンテンツ作成までを一括提供〜
株式会社野村総合研究所(本社:東京都千代田区、代表取締役会長兼社長:此本 臣吾、以下「NRI」)とNRIネットコム株式会社(東京本社:東京都港区、代表取締役社長:大野 庄一、以下「NRIネットコム」)は、2022年4月15日から、企業がB2B(企業間取引)事業で行うデジタルマーケティング活動をワンストップでサポートする「ナーチャリングオンボード」サービス(以下「本サービス」)を提供開始します。
本サービスは、デジタルマーケティング活動の方針や体制に関するコンサルティングから、クリエイティブ、プロモーション、マーケティングオートメーション(MA)やWeb等を用いたマーケティングツールの構築・導入、さらにはマーケティングツールの運用サポートまでを一気通貫で提供するものです。マーケティングツールはSaaSインテグレーション形式により、迅速・安価にツールの導入ができることが特長です。
本サービス開発の背景
(1)B2B領域でのデジタルマーケティングが黎明期から普及期に
B2Bビジネスにおいても、先行するB2Cビジネスに続いてデジタルマーケティングの推進・実践が黎明期から普及期に入り、企業におけるDX(デジタルトランスフォーメーション)の取り組みが営業・マーケティング領域にも広がって来ています。昨今のコロナ禍の影響で、対面でお客様と会うことが制約されることも要因となり、デジタル化の流れは加速しています。
(2)小規模・散発的な取り組みでは、営業・マーケティング全体の変革が困難
B2Bの領域でデジタルマーケティングを始めるにあたり、様々なツールを導入したものの、「求める成果を出せない」「売上が期待に満たない」「一通りの活動・施策を行い、情報システムや体制の整備も行ってはいるが、上手く行かない」といった声が多く聞かれます。B2Bデジタルマーケティングは、これまで営業担当者が勘と経験で行っていたマーケティング活動を、組織的かつ科学的な形に変革するプロセスです。組織的な変革を伴うことが、B2Bデジタルマーケティングを困難にしている根本的な要因とNRIは考えます。
デジタルマーケティングへの変革を特に難しくしているのが、「ナーチャリング(Nurturing)」といわれる活動の領域です。ナーチャリングとは、営業担当者が顧客と接点を持った後、継続的にコンタクトしながら信頼関係を構築して商品やサービスの購入意思を高めていく活動を指し、インサイドセールスとも言われます。
デジタルマーケティングの普及とともに、新たに注力されるようになった機能・領域であるため、明確にこれを担当する部署はないことが普通です。そのため、企画・開発部門、広告販促部門、営業部門のうち、どの部署も担当していない活動領域となり、他部門から協力を得ることも難しいことから、組織的な活動がスムーズに立ち上がらないことが多くあります。
本サービスの概要
本サービスはこれらのような課題を踏まえて、企業のB2Bデジタルマーケティング活動、特に、ナーチャリングのプロセスを円滑に立ち上げることを、以下の4つのメニューで支援します(図1参照)。
① コンサルティング:組織変革や推進体制の課題など、上流工程からサポート
推進しようとするB2Bデジタルマーケティング活動の全体構想やとるべき戦略を立案し、それに必要なChange Management(組織変革)やCenter of Excellence(推進体制の構築)等を上流工程からサポートします。また、デジタルマーケティングツールの運用に不可欠なデータアナリティクス面での仕掛け・工夫や、営業・マーケティングプロセスの重要なステークホルダーである代理店・パートナーと共同で推進できる体制・仕組みの構築もサポートします。
② プロモーション:広告代理店としての機能も提供
リード獲得のためのプロモーションを支援します。具体的には、各種の情報発信の企画、広告出稿、媒体購入も実施します。また、そのプロセスや仕組み作りまでサポートします。
③ プラットフォーム:SaaSインテグレーション形式で提供
B2Bデジタルマーケティング活動を、既存の仕組みを最大限に活かしながら、プラットフォーム領域で迅速に立ち上げるため、SaaSインテグレーション形式のサービスを提供します(図2参照)。
④ サポート:推進メンバーの1要員としてサポート
デジタルマーケティング活動全般に関する支援を始め、コンテンツ制作からツール運用まで対応できるサポートを提供します。
お客さま企業から見た費用面のメリット
ナーチャリングオンボードを活用することで、お客さまとなる企業にとっては、デジタルマーケィングを推進していくために適切なリソース配分の変革、特に、ナーチャリング領域での最適な費用配分を実現できるようになります。具体的には、現在、各ツールのライセンス料等で要している費用を低減し、それを原資にリソース投入を増やしたい広告やコンテンツ、リード獲得やナーチャリングの活動量を増やせるよう、費用面の最適化案やマネジメントも提供します。
NRIグループはこれからも、ナーチャリング領域に向けたソリューション提供を通じて、企業のデジタルマーケティングさらにはDXの取り組みを支援していきます。
お問い合わせ
ニュースリリースに関するお問い合わせ
株式会社野村総合研究所 コーポレートコミュニケーション部 玉岡、梅澤
TEL:03-5877-7100
E-mail: kouhou@nri.co.jp
本件に関するお問い合わせ
株式会社野村総合研究所 コンサルティング事業本部
CXコンサルティング部 石綿、十文字
NRIネットコム株式会社 デジタルSX事業本部
DSX推進部 三上、柿崎
E-mail: nurturing-onboard@nri.co.jp
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