株式会社野村総合研究所では、東京都からの受託事業「持続可能な障害者雇用における業務開拓・実践事業」を実施いたします。
事業概要
イノベーション創出や生産性向上を促すダイバーシティ経営が、少子高齢化が進む我が国における就労人口の維持や、企業の競争力強化の観点等から必要不可欠となっていますが、その一方で、昨今のデジタル化の影響により従来の障害者雇用が多く行われてきた事務系業務は減少していくことが予想されており、障害者が活躍できる職域の新たな開拓・業務範囲拡大は喫緊の課題となっています。
このような中、海外では、デジタル分野に対する高い業務適性を活かして自閉症・ADHDといった発達障害のある人材を雇用し、収益化等に成功した事例が生まれ始めており、発達障害人材の活躍を引き出す取り組みが企業の成長戦略として注目を集めています。
上記を踏まえて、都内中小企業における発達障害人材の受入企業の拡充と、障害者雇用の業務範囲拡大を目的としたトライアル雇用を実施いたします。
一昨年度参加企業のトライアル雇用内容については、下記URLに掲載されている事例集をご参考ください。
令和5年度 トライアル雇用参加企業(P40~47)
https://www.hataraku.metro.tokyo.lg.jp/shogai/shien/neurodiversity/index.html
ご参加により得られるメリット(例)として、下記により障害者雇用にかかる今後の取り組み検討を進めやすくなると考えられます。
- 障害のある方とともに働く経験を持つことで、障害者雇用に対する漠然とした抵抗感や不安感を低減できる
- スキルレベルや働く様子に直接触れることができ、共に働くイメージを具体化できる
- どのような環境整備や合理的配慮をすればいいのか、具体的なイメージがつく
また、過年度のトライアル雇用参加企業からは、下記のような反響をいただいております。
- 障害者雇用への印象が変わった(A社)
- 障害者雇用へのハードル感が下がり、戦力としての雇用を進めたいという考えに変わった(B社)
- 当初は職場に馴染んでもらえるか不安だったが、すぐに馴染んでもらうことができた。就労支援機関等のバックアップもあり、安心感があった。(C社)
- 即戦力としてとても助かった。(D社)
- 普通と一線を引いているイメージだったが、仕事の会話やレスポンスを見ていても普通と異なるという印象は得なくて、いい意味でのギャップがあった。(D社)
- ※ニューロダイバーシティ
Neuro(脳・神経)とDiversity(多様性)という2つの言葉が組み合わされて生まれた、「脳や神経、それに由来する個人レベルでの様々な特性の違いを多様性と捉えて相互に尊重し、それらの違いを社会の中で活かしていこう」という考え方のことです。
近年、発達障害のある方にその特性を活かして自社の戦力となっていただくことを目的としたニューロダイバーシティへの取組みは、イノベーションや生産性向上の観点から、大いに注目すべき成長戦略として関心が高まっています。
募集概要
新しい障害者雇用のカタチ
「中小企業におけるニューロダイバーシティ推進に係るトライアル雇用」参加企業の募集について
事業内容 |
【トライアル雇用概要】
【募集対象企業】
【募集企業数】
【参加企業への主な支援】 |
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募集期間 |
令和7年6月30日(月)17時必着 |
提出先 及び問い合わせ先 |
【提出書類】
【提出先】 【提出方法】
【提出にあたって】
【提出後の留意事項】
【問い合わせ先】 |
関連ファイル |