e-JIBAIは、「自賠責保険制度」の定めに則って、保険の事務、管理、決済業務を行う共同利用型システムです。
概要
e-JIBAIは「自賠責保険制度」の定めに則って、保険の事務、管理、決済業務を行う共同利用型システムです。損保会社の“基幹業務”ともいえる部分をカバーしているといえます。現在、e-JIBAIを利用している保険会社・団体で、自賠責保険・共済市場のシェアを90%以上占めており、実質的に、業界標準のサービスになっています。
特長
自動車損害賠償責任保険(自賠責保険)は、保険内容や事務処理内容が国土交通省の定める「自賠責保険制度」によって決められており、自賠責保険業務を扱うすべての損保各社は同一の内容で自賠責保険を提供しています。ところが、損保各社とも個別にシステムの開発・運用を行っていたため、事務処理の標準化が共通の課題となっていました。
そこで2003年に、複数の保険会社と共同で、自賠責保険・共済業務の標準化・IT化を目指した「e-JIBAI」プロジェクトがスタートしました。各社・団体の自賠責保険・共済業務オペレーションの標準化と、自賠責証明書作成・証明書登録・ホストコンピューターへの計上処理などのシステム構築が推進されました。こうして共同利用型のシステムe-JIBAIが誕生しました。
活用イメージ
e-JIBAIは、損保会社と保険販売代理店をつないで、双方の管理事務処理をカバーします。主な機能は下の掲載図のとおりです。
e-JIBAIシステム全体像
※e-JIBAIは(株)野村総合研究所の登録商標です。
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