NRIはオルタナティブ投資管理事業においてeFrontソリューションの代理店契約を締結しており、情報管理・分析用アプリケーション「eFront Invest」等を活用したトータルソリューションを提供します。
概要
eFrontはオルタナティブ投資に関するソリューションで、業界のトップ10に入るスポンサー・運用会社・ファンドアドミの約半数以上に利用をされています。
日本においては、NRIがこれまで多くの金融機関向けに資産運用支援サービスをご提供してきたノウハウ・実績を活かして、ソリューションの導入支援・ヘルプデスクサポートを担当します。
ニュースリリース:2018/3/13 オルタナティブ投資向けマネジメントサービスを提供開始~投資ファンド管理業務の効率化とリスク管理の高度化を推進~
導入企業業種
機関投資家、ゲートキーパー、General Partner、ファンドアドミ
eFrontソリューションは主に下記の三つから構成されます。
1. eFront Invest - 情報管理・分析用アプリケーション
プレトレード業務・ポストトレード業務双方の業務効率化を目的とした、情報管理・分析機能を提供するアプリケーションです。
- プレトレード業務に対しては、ファンド選定のプロセス・案件に関する情報を体系的に登録/管理/検索/共有できる機能を提供します。
- ポストトレード業務に対しては、ファンドの投資構造/キャッシュフロー/運用成果等を、体系的に管理/視認性の高い画面で開示できる機能を提供します。
2. eFront Hosting - eFront Investのホスティングサービス
Amazon Web Service上に仮想基盤を用意し、eFront
Invest稼動環境を提供します。
ハードウェア監視サービスを標準で付帯しており、オプションにてDR等を選択することができます。
3. eFront Data Intelligence - データ収集・提供サービス
General Partnerから提出されるレポートを収集し、数値の妥当性チェックを施したうえで成型を行い、データを提供します。
特長
1. CRM機能・プロセス管理機能によってプレトレード業務を体系的に管理可能
CRM機能にて、案件情報管理に必要な属性情報(投資家/ファンド/運用会社/投資先企業/コンタクト履歴等)および関連資料を管理可能です。
また、ファンド選定プロセスを定義し、案件の進捗状況を管理することで、投資対象プロセスの社内標準化・可視化を実施できます。
2. キャッシュフロー管理及びファンドの指標値算出を容易に
投資構造の各レベルにおいて投資先ファンドとの関連性を紐付けたキャッシュフロー管理が実現でき、ポートフォリオ全体のキャッシュフロー予測をリスク要因を鑑みながら自動で生成します。
また、管理されたキャッシュフローデータに基づき、ファンド評価の指標値(例:IRR/TVPI)を自動で算出することができます。
3. モニタリング・レポーティングに係る負担を大きく軽減可能
運用状況および算出された指標値は、視認性の高いダッシュボード画面で確認できます。ダッシュボードに表示された情報は様々な形式で出力する事ができ、レポート作成業務の負荷を軽減できます。
4. 運用状況データの収集を代行し、登録可能な様式でご提供
General Partnerから提供される運用状況(四半期報告など)の情報を企業様に代行して収集します。 収集した情報は、eFront Investに登録可能な様式にてご提供するため、すぐに利用可能です。
5. 国内ヘルプデスク・サポート
日本語でのヘルプデスクを用意し、eFrontソリューションにて何らかの障害や事象を検知した場合にはNRIが窓口になり、貴社へのご連絡及びeFront側との調整を行います。また、導入企業様向けの環境に対するeFrontソリューションのバージョンアップに伴う稼動確認テストを実施します。
活用イメージ
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※記載された内容は、2024年4月現在のものであり、当社は予告することなく製品・サービスの仕様および価格を変更し、または提供・販売を中止することがありますことをご了承ください。