改正貸金業法および改正割賦販売法において創設された指定信用情報機関制度に対応し、貸金業者や割賦販売業者等消費者信用業界向けに、指定信用情報機関への信用情報の報告・照会業務を支援する共同利用型のサービスです。
概要
Daybreak/PLは、改正貸金業法および改正割賦販売法において創設された指定信用情報機関制度に対応し、貸金業者や割賦販売業者等消費者信用業界向けに、指定信用情報機関(以下、信用機関)への信用情報の報告・照会業務を支援する共同利用型のASPサービスとして開発されました。
導入企業業種
クレジットカード会社、信販会社、消費者金融会社、銀行等
特長
改正貸金業法および改正割賦販売法の施行に伴い、貸金業者や割賦販売業者は信用機関への加盟と、その後の報告・照会が義務づけられましたが、消費者信用業界は、総量規制や過剰与信防止義務等、法改正に伴い新たな対応を迫られ、企業体力が低下する中で、法で定められた期限内にシステム対応を行うことが難しい環境にありました。
そこでNRIが開発したのが、信用機関との接続を行う共同利用型ASPサービス「Daybreak/PL」です。開発にあたっては、共同利用による運用コスト削減、接続要件の汎用化に加え、将来発生しうる信用機関の報告要件等の変更を考慮し、信用機関接続機能を会員企業の基幹システムから分離することを目指しました。改正貸金業法の施行に合わせて、2009年6月にサービスを開始し、その後、2010年3月に改正割賦販売法対応として機能を追加したことにより、両法における信用機関との接続が可能となりました。
活用イメージ
Daybreak/PLは、信用機関に報告・照会するASP型システムです。NRIがシステムの管理・運営、ならびにDaybreak /PLと信用機関との接続を行います。お客様においては「汎用インターフェイス」向けのアプリケーションをご用意いただくだけで導入が可能です。
サービス体系
主な機能は信用機関への報告と照会です。クレジット会社、信販会社、消費者金融会社、銀行などの会員企業は利用者の借入残高や名寄せ情報に変更があったり、新規契約が発生した場合に報告が義務づけられていますが、信用機関ごとに報告のフォーマット・セット内容・タイミングなどが異なっています。
Daybreak/PLではこうした信用機関ごとのフォーマットをユーザーが意識することなく複数の信用機関に報告、照会ができるよう、独自フォーマットの「汎用インターフェイス」を提供しています。ユーザーは「汎用インターフェイス」向けのアプリケーションを用意すればよく、Daybreak/PL導入後は信用機関に合わせたアプリケーションを開発する必要はありません。
Daybreak/PLのASPサービスはパッケージシステムと違い、導入後はサービス単位での課金となり、必要な機能、サービスだけを選択して利用できるため、ユーザー側の手間やコストを最小限に抑えることが可能です。
なお、Daybreak/PLとユーザー間の回線接続は、正・副2系統によるセキュアなネットワークを標準構成としています。
※Daybreakは(株)野村総合研究所の登録商標です(登録番号5215448)。
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※記載された内容は、2024年4月現在のものであり、当社は予告することなく製品・サービスの仕様および価格を変更し、または提供・販売を中止することがありますことをご了承ください。
お問い合わせ
金融フロントシステム事業二部
電話:050-3107-3684(Daybreak/PL事務局)
E-mail:daybreak@nri.co.jp