金融法人受益者と運用会社をネットワークで結び、標準化された各種ルックスルーデータを配信するサービスです。バーゼル規制対応やファンドリスク管理業務の効率化をサポートし、ファンド投資の拡大を容易にします。
概要
国内籍投資信託(私募およびETFを含む)のNAV情報・ルックスルー残高(ファンドの中身の明細)・リスクアセット表(標準的手法様式)がネットワーク経由でシステム取得可能になります。取得可能な帳票については「サービス体系」をご参照下さい。
導入企業業種
銀行、信託銀行、信用金庫、信用農業協同組合連合会、生命保険会社
特長
国内籍投信の多くをカバー
提供するルックスルー情報のソースは、投信会社バックオフィスソリューション(T-STAR/TX、一部の他社ソリューション)となります。T-STAR/TXは私募を含む国内籍投信の約80%のデータを管理しています。
システムtoシステムでルックスルー情報をお届け
本サービスはルックスルー情報を人手を介さずにシステムtoシステムでお届けしますので、ファンド本数を増やしたり開示頻度を上げても問題なくご利用いただけます。
ルックスルー情報を標準化
ルックスルー情報は標準化されたレイアウト・コードで取得いただけるため、銘柄の名寄せや集計が容易にできます。
定型帳票
ルックスルー情報からの積み上げで市場リスク感応度を算出・表示する感応度レポートなど、ファンド管理業務で必要な各種レポートを出力できます。
サービス体系
金融法人受益者の形態・規模に応じた2種類のサービスがあります。
比較項目 | T-STAR/GX Look-through Highway BASIC |
T-STAR/GX Look-through Highway パック |
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1 | 概要 | BIS帳票作成と感応度レポート作成に機能を絞った廉価版サービス。 | DB機能やフロント向け社内帳票作成機能を含めた本格サービス。最大で日次でのルックスルー情報を取得・分析可能。 | |
2 | 情報配信方法 | インターネット | 専用閉域網 | |
3 | 保有持ち高按分計算 | ○ | ○ | |
4 | リスクアセット再計算 | ○ 格付・リスクウェイト登録、リスクアセット再計算 |
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5 | 帳票 | 基準価額一覧 | ○ 日次 | |
基準価額・評価損益一覧 | ○ 日次 | |||
ファンド売買明細表 | ○ 日次 | |||
国別エクスポージャ集計表 | ○ 日次 | |||
標準的手法BIS帳票 (リスクアセット表+内訳表) |
○ 四半期 | ○ 四半期または月次 | ||
感応度レポート | ○ 四半期/月次から選択 | ● オプション 日次/月次から選択 |
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自己株式・他金融機関への出資残高集計表 | ○ 四半期または月次 | |||
リスクアセット額一覧 | ○ 四半期または月次 | |||
ファンド別リスクアセット明細 | ○ 四半期または月次 | |||
6 | DB機能 | ○ 配信情報のDB格納、スクリーニング、セクター分析、VIEW参照、ODBCによる他システム接続 |
※Look-through Highway(ルックスルーハイウェイ)は(株)野村総合研究所の登録商標です。
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※記載された内容は、2024年4月現在のものであり、当社は予告することなく製品・サービスの仕様および価格を変更し、または提供・販売を中止することがありますことをご了承ください。
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